もっと攻撃イメージを

35本もシュートを撃ったナビスコ札幌戦で獲りそこねた分を回収するかのように7ゴール!
今度は21本で7点、しかも、最初の2つのシュートで2点という
数字上はなかなかの効率。


だけど、この効率性は、決して内容が良いことを示すワケではない。
前半のシュート数は、鹿島6の札幌8。
これが示すとおり、どちらかというと札幌の攻撃の方が目立っていた。
攻撃のイメージを具現化できる高いテクニックを持つ前田俊介を起点に鹿島ゴールを脅かしていた。
曽ヶ端のファインセーブに救われた場面もあり、先制されたり、1点返されたりしたら、試合結果が全く違っていたかもしれない。

一方の鹿島は、攻撃のイメージがかみ合わず、シュートを撃つことができない立ち上がり。
これに業を煮やしたのが岩政。
前田へのパスをヘディングでカットすると、そのまま札幌ゴールへ迫る。
サイドに流れた興梠からのクロスを引き出し、札幌DFの前に飛び込みヘディングシュート!
遠藤に『あれくらいの気迫がFWにも欲しい』と言わしめた気迫のヘッドで、9分に先制!
シンプルな形ながら、強烈なゴールへのイメージを身をもって示した。

これに続いたのが、貪欲にゴールを狙い続ける大迫。
スローインのボールを呼び込んでDFラインの裏で受け、DFを背負いながら、キレのあるターンでペナルティエリアに侵入すると、後ろから倒されPKゲット。
常に素早いリスタートから相手の隙をつくことをイメージしているからこそ、生まれたPK。
これを大迫自身がきっちり決めて、15分に追加点!!

これで攻撃が目覚めるかと思ったが、反撃を狙う札幌にバイタルエリアを使われて、ペースを握られるのは変わらず。
それでも、ゴール運があったのは鹿島のようで、40分に3点目が生まれる。
CKをクリアされたボールを繋ぎ直し、ゴール前へ入れると、大迫がDFを背負いながらのキープから、岩政へ落とす。
岩政がDFをひきつけ、横へ流すと、フリーの山村が落ち着いてワントラップシュートでゴール!!!

この山村のプロ初ゴールで前半を3-0で折り返す。
どちらかというとイメージどおりに攻撃できたのは札幌の方な気がするが、大量リードを奪ったのは鹿島という不思議な前半。
鹿島はシンプルな攻撃がうまくゴールに結びついていたけど、攻撃の機会はそんなに多くなかった。


後半に入ると、札幌の攻撃の起点になっていた前田俊介が前半で負傷退場したこともあり、鹿島の一方的な展開に。
後半立ち上がりこそ、札幌も攻勢に出て鹿島ゴールを脅かしていたが、点差が開くとさすがに札幌は気持ちが折れてしまった様子。

そんな相手を絶望に追い込んだ4点目が決まったのは、61分。
右サイドで起点となった大迫から、攻め上がってきた小笠原にパス。
勢いに乗ってペナルティエリアに侵入した小笠原がヒールで落とすと、走り込んできた遠藤が強烈なシュート!
そのGKがはじいたボールを興梠が拾い、落ち着いてゴールにけり込み、決定的なダメ押し弾!!!!

70分に、ドゥトラに代わって本山が入ると、さらに攻勢は加速。
ピッチに様々な攻撃のイメージ描き出せる本山が入ることで、パスを呼び込む周囲の選手の動きが活性化。
本山もキレのある流れるようなドリブル、丁寧なパスで、鮮やかに攻撃を演出していた。

74分、その本山自身がゴール!
大迫が素早くスローインを入れ、小笠原がフリーでドリブルからのスルーパス。
これに興梠が走り込み、DFとGKを引きつけてヒールで落とすと、本山が無人のゴールへ悠々と蹴り込み5点目!!!!!

82分には、ジュニーニョが移籍後リーグ初ゴール!
遠藤の素早いスローインを受けた小笠原が素早く縦へスルーパス。
これにDFと競り合いながら抜け出してGKと1対1となったジュニーニョが落ち着いて流し込み6点目!!!!!!
ジュニーニョはキレも戻りつつあるし、ゴール前の落ち着きは流石!

締めくくりは、89分の遠藤のゴール!
ゴールへ向かって突進するジュニーニョからのパスを受けたフリーの遠藤が、GKの手の届かないファーサイドに流し込むシュートで7点目!!!!!!!


鹿島のリーグ戦での7得点は、2005年8月24日のホーム新潟戦以来7年ぶりのクラブ最多記録。
ちなみに、この試合はまだ高校生の内田篤人がスタジアムで観戦し、鹿島入りの決断を決めた試合。
今回もスタジアムに来てくれて、結果的に7点の大勝!
また、何度もスタジアムに来てください篤人様♪

鹿島としては、この勝利に浮かれず、次もきっちり勝つことが大事!
大勝はしたが、チームとして攻撃のイメージがしっかり創れたワケではない。
後半の得点は、札幌の集中力が切れたから好き放題やって獲れたもの。
それでも攻めきれずに、手数ばかりかけてチャンスをつぶすようなシーンが多々あった。
もっとシュートで終わる意識が高ければ、さらに得点を重ねることも可能だったと思う。
前半のゴールもチームとして取り組んでいる攻撃の形とは言えないだろう。
ただ、シンプルにゴール前へ入れる意識や、素早いリスタートの意識は今後にも活かしていけるハズ!
今回ゴールを決めた良いイメージを大事にしつつ、チームとして攻撃のイメージを創っていってほしい。

守備にしても、もっと意識の向上させ、連携を高めることが必要。
立ち上がり攻め込まれてしまっていたのは、清水戦や磐田戦と変わらない。
より強い相手とだったら、また同じようにやられていたのかもしれない。
大勝の試合の後だからこそ、次はより強い守備意識が肝心!


次の相手は、何かと話題に事欠かない神戸。
大迫、山村が抜けるのは痛いが、チームとしてしっかり戦っていこう!
アウェイであってもやることは変わらない。
全力尽くして絶対に勝つ!!!

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。