変えるべきは審判ではなく自分たち

ペナルティエリアの手前でボールを受けた小笠原が、左足を振り抜きゴールに突き刺す!

こんなシーンを目の当たりにするのはいつ以来だろう?!
最近の試合ではふかしたり、撃てずにパス出したりしているのしか観たことない。
また、ゴールネットとともに心までも揺さぶられるようなエキサイティングな小笠原の一撃を観ることができるとは!

今季もコンディションの衰えを隠せない状態だっただけに、嬉しさも倍増。
ゴール裏は、もちろん狂喜乱舞。

ピッチ上では、ライン際まで出てきた控え選手、スタッフともハイタッチして喜びを分かち合っている。
鹿島にかかわる全ての人の喜びと祝福にあふれたゴール。

相手のシュート、クロスをことごとく弾き返した曽ヶ端のパフォーマンスも素晴らしかった。
先制ゴールを導きだした、遠藤のドリブルも効いていた。
でも、やっぱり、小笠原のゴールが全て!


そんな試合になるハズだった。
だが、思い描いていたシナリオが完結する直前に、PKから押し込まれて、同点に。
勝たなきゃいけない、勝つべき試合だったのに。


試合後には、またしても審判への不満の声が。
こんなに審判に結果を影響させられるのは、鹿島が弱くなった証拠。

審判が全ての真実を見極めるのは不可能。
審判は目に見える事実をもとにジャッジしているのだから、どのような事実を見せるかが大事。
審判へのアピールって、ジャッジを覆すのではなく、観方を教えて、次のジャッジを導くためでしょ!?
強いときは、そこらへんも含め、審判の特徴に応じたプレーで、うまく試合運んでいたのに。

そもそも、ジャッジが結果に直結するようなエリアでのプレー機会が多くなっているのがイケナイ。
この試合だって、疲れの見える選手を代えて、少しでも押し込まれる機会を少なくできていれば。
ハンドだって、ペナの外ならPKじゃないのだから。

不利なジャッジが多いから結果が出ないのではなく、弱いからジャッジで不利な展開になってしまう。
強ければ、危険なシチュエーションが減り、相手が嫌がるシチュエーションが増える。
強いチームに有利なジャッジが多く見えるのは、有利になりやすいシチュエーションが多いだけでしょ!?
誤審はなくならないのだから、誤審の被害を受けにくいシチュエーションを増やしていかないと!

審判を変えようとするよりも、自分たちのプレーを改善することが先決!
いちいちジャッジを気にして、プレーを止めていては、勝利を逃してしまう。
ジョルジも情熱を持って指揮を執ってくれているのはありがたいが、冷静な采配も持ち合わせてくれるようになってほしい。

結果が出ないの原因を審判に押し付けていたら、成長はない。
どうしたら、失点を防ぐことができたのか?
どうしたら、追加点を獲ることができたのか?
どうしたら、危なげない展開に持ち込むことができたのか?
自分たちの中にある原因を突き詰めて、強さを鍛え上げていかないと!


内容は良くなってきている。
ボランチの一人が残って、バイタルのケアを意識していたし。
カウンターから追加点が生まれそうな決定機も創っていた。
足が止まって、押し込まれてしまってたのは課題ではあるが、ベンチワークも含めた対応で改善できる余地はある。

まだまだ、鹿島は変わっていかなきゃならない!
勝つために自分たちがやるべきことを、もう一度見つめ直そう!!

プレーに全力を尽くして、絶対に勝つ!!!

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