
敗退間際
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七ツマル
2012年10月11日 02:00 visibility83
ジャイアントキリングあり、土壇場での勝利あり。
ホント一筋縄ではいかない今季の天皇杯。
そんな天皇杯の怖さを、このカシマスタジアムでも感じることとなった。
アグレッシブに走り回り、球際厳しく寄せてくる鳥取。
その動きは、延長になっても止まることを知らず、思い切りの良い突破、シュートがゴールを脅かす。
鹿島は、前線の4人のうち2人足をつっており、1人はほぼガス欠。
唯一まともに動き回れるドゥトラの突破に頼るしか、ほぼ手立てがない攻撃。
当然のごとく鳥取に押し込まれる時間が多く、あわやというピンチも創られる。
延長戦の鹿島は、頭を抱えたくなるぐらい危機的な状態に追い込まれていた。
前半のうちはまだ余裕があった。
両サイドバックの土居聖真と鈴木隆雅を始め、サブ組中心のメンバーで臨んだ鹿島。
攻撃の組み立ても、ボール奪取の仕方もチグハグで、鳥取のプレスの前にリズムをつかめないでいた。
それでも、危ない場面はそう多くなく、そのうちペースを握ってくると思っていた。
予想どおり、土居、本山、興梠のテンポ良いパスワークから右サイドを崩し、興梠の折り返しを増田が蹴り込んで40分に先制。
1点のリードを奪ったし、後半になればペースが落ちた相手を叩いてくれるモノと思っていた。
だが、後半に入っても、鳥取の運動量は落ちず、追加点のチャンスもモノにすることはできない。
しかも、先に足に限界が来だしたのは鹿島の方。
71分、土居が足をつり、西と交代。
すでに、週末のナビスコへ向けた、本田→梅鉢、遠藤→ドゥトラの交代をしているため、これで選手交代は打ち止め。
なのに、75分、鈴木の左サイドを突破され、最後は豪快なミドルを叩きこまれて同点に。
おまけに鈴木の足もつったため、鈴木を前線に、増田を左サイドバックにする緊急事態。
なんとか90分で勝ち越しを狙うどころか、勝ち越されるピンチをしのいで、延長へ。
延長に入ると、増田も足がつったため、梅鉢が左サイドバックに。
GK佐藤、CB青木&昌子、ボランチ小笠原以外、キックオフ時からポジション動かしていない選手がいないというスクランブル布陣。
興梠の足も止まり始め、足がつった鈴木&増田も含め、前線は苦しい布陣に。
両サイドバックの土居聖真と鈴木隆雅を始め、サブ組中心のメンバーで臨んだ鹿島。
攻撃の組み立ても、ボール奪取の仕方もチグハグで、鳥取のプレスの前にリズムをつかめないでいた。
それでも、危ない場面はそう多くなく、そのうちペースを握ってくると思っていた。
予想どおり、土居、本山、興梠のテンポ良いパスワークから右サイドを崩し、興梠の折り返しを増田が蹴り込んで40分に先制。
1点のリードを奪ったし、後半になればペースが落ちた相手を叩いてくれるモノと思っていた。
だが、後半に入っても、鳥取の運動量は落ちず、追加点のチャンスもモノにすることはできない。
しかも、先に足に限界が来だしたのは鹿島の方。
71分、土居が足をつり、西と交代。
すでに、週末のナビスコへ向けた、本田→梅鉢、遠藤→ドゥトラの交代をしているため、これで選手交代は打ち止め。
なのに、75分、鈴木の左サイドを突破され、最後は豪快なミドルを叩きこまれて同点に。
おまけに鈴木の足もつったため、鈴木を前線に、増田を左サイドバックにする緊急事態。
なんとか90分で勝ち越しを狙うどころか、勝ち越されるピンチをしのいで、延長へ。
延長に入ると、増田も足がつったため、梅鉢が左サイドバックに。
GK佐藤、CB青木&昌子、ボランチ小笠原以外、キックオフ時からポジション動かしていない選手がいないというスクランブル布陣。
興梠の足も止まり始め、足がつった鈴木&増田も含め、前線は苦しい布陣に。
そんな危機的状況でも、小笠原&本山の百戦錬磨のボランチコンビが攻守に走りまわり、ピンチの芽を摘みつつ、チャンスをうかがう。
苦しいながらもしぶとく戦い続け、迎えた110分。
西からのパスに右サイドを抜け出した増田の折り返しを、興梠が押し込み決勝点。
最後のチャンスに意地と勝利への執念をぶつけて奪い獲ったようなゴールだった。
敗退間際の崖っぷちまで追い込まれた、心臓に悪い勝利。
この試合をみると、鹿島の選手層はそんなに厚くない現状を実感してしまう。
足がつってしまった土居&鈴木の両サイドバックは、積極的な仕掛けもあったが、アピール不足は否めず。
本来は、もっと楽に試合を運んで若手の良さを出したかったところだが、4-5-1のシステムは、大迫がいないと攻撃の形が創りだせないことを露呈。
1トップに入った興梠の良さが生きるような縦へのスルーパスが通ったのは、小笠原からの1回ぐらいで、新たな攻撃のオプションを見出したわけでもない。
1ゴール1アシストと数字を残した増田も、それ以外の場面では判断が悪く、リズムを失う要因にもなっていた。
だが、カップ戦は、勝ち抜くことが最優先。
その意味では、週末の試合を見据えながらも、最低限の結果を残すことができた。
サッカーの怖さ、難しさを実感した若手が、この試合を成長の糧とすることで良しとすべきか。
ただ、こういう試合をもう繰り返してはならない。
さぁ、次は、気を引き締め直して、ナビスコへ。
今度は鹿島が、最後まで積極的に走り抜いて、死に物狂いで戦い抜こう!
勝利への強い気持ちで、絶対に勝つ!!!
その意味では、週末の試合を見据えながらも、最低限の結果を残すことができた。
サッカーの怖さ、難しさを実感した若手が、この試合を成長の糧とすることで良しとすべきか。
ただ、こういう試合をもう繰り返してはならない。
さぁ、次は、気を引き締め直して、ナビスコへ。
今度は鹿島が、最後まで積極的に走り抜いて、死に物狂いで戦い抜こう!
勝利への強い気持ちで、絶対に勝つ!!!
- 事務局に通報しました。
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