もっと勝利に飢えろ！

ピッチコンディションとＧＫ高原に屈したスコアレスドロー。

ナビスコ決勝に向け、勢いつけたい札幌戦。
だが、札幌の意地の前に、ゴールをこじ開けることができず。

イレギュラーがパスミスを誘い、足を滑らせる場面が散見される劣悪なピッチコンディション。
それを乗り越えゴールに迫るも、待ち受けるはＰＫもＦＫからの至近距離のヘッドも弾き返す札幌守護神高原。
最後はパワープレーに出るも、結局引いた相手を崩すことはできなかった。

７点奪った５月のホームでの試合と比べても内容は悪くなかったが、１７本のシュートは空砲に。
今季は、気持ちが切れたような相手には大勝するが、気持ちの入った相手をねじ伏せることがなかなかできない。
ナビスコ決勝へ進んだとおり、どんな相手とも互角以上に戦えるだけの力はある。
だが、どんな試合でも勝利を奪い獲れるような力強さは示せていない。
そんな勝ちきれない試合の積み重ねが、この日の数字上のリーグ優勝消滅につながる結果となった。

この試合をそういう日もあるで終わらせてはいけない。
札幌相手に気の緩みがあった訳でもないし、選手たちは全力で勝ちにいっていた。
けど、結果として勝利をもぎ獲るまでには至らなかった。
何が何でも点を獲る！絶対に勝つ！！そんな気迫をもっともっと出していかないと！
勝利に飢え続け、どんな試合でも貪欲に得点を勝利を求め続けてこそ、鹿島。

次の試合は、清水。
ナビスコ前哨戦としてだけではなく、大事なリーグの一戦として、全力で勝ちにいこう！
状況、環境、相手に左右されずに、純粋に勝利を獲りにいこう！！
何が何でも絶対に勝つぞ！！！