
ハマりきれず
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七ツマル
2013年07月13日 23:39 visibility65
実にもったいない試合。
2試合目にして、新しい守備のやり方がハマっていた。
柏が流動性の少ない343だったおかげで、フォーメーションがかみ合う。
中盤も数的不利にはならず、セカンドボールも拾えていた。
新たなシステムの鍵を握る山村が持ち味を発揮し、前に出て奪ってはボールを散らす効果的なパフォーマンスを披露。
前半、柏に許した1本と完全に主導権を握った展開。
攻撃では、ここのところイマイチだったダヴィの突破がハマる。
決定機は多くなかったが、42分と良い時間帯に先制!
CKの流れから、遠藤のクロスに、大迫、中田が潰れながらつなぎ、最後に押し込んだのはダヴィ!
前半はまさに理想的な展開。
後半、柏のネルシーニョ監督は手を打ってこず、流れは変わらず鹿島。
すると、開始早々にビッグチャンス!
ジュニーニョのパスに中央でダヴィがスルーすると、大迫がどフリー。
しかし、飛び込んできたGK菅野が気になったのかシュートはまさかのゴールの右へ。
昨季は柏に相性の良かった大迫だが、正直この日は大迫の日ではなかった。
試合開始早々にネット揺らすもオフサイドだったし。
その後のチャンスもあと一歩あわずネットを揺らせない。
すると、遠藤、ジュニーニョを始めとして、徐々に選手の足が止まり始め苦しい時間に。
押し込まれてくると、それまで押さえ込んでいた柏のストライカー3枚のシステムが牙を向く。
67分、曽ヶ端の目の前で、中央で待ち構えていたクレオに大谷のシュートコースを変えられ、同点。
流れを取り戻そうとセレーゾ監督も遅まきながら手を打つが、その交代策は効果を発揮せず。
そのまま同点で終えるかと思ったが、ロスタイムにまたしても中央のクレオに押し込まれ万事休す。
良い流れのときに決めきれないと、後に響く。
そんな教訓を改めて噛みしめざるを得ない残念な逆転負けになってしまった。
追加点が獲れていれば、余裕持った試合運びで逃げ切れたかもしれない。
押し込まれさえしなければ、柏のストライカーを沈黙させたままでいられただろう。
最後まで戦術がハマりきることができなかったのが、ホント残念。
でも、前を向いてこのスタイルを続けていくべき!
清水戦より内容は確実に良くなっている。
今回は、鹿島が決めきれず、柏には力づくで勝ち点を持っていく勝負強さがあったということ。
ライン高く積極的にボールを奪って主導権を握っていけば、結果は得るチャンスは大きくなってくるハズ。
あとは、そのチャンスを逃さず、力強くモノにしていく勝負強さを身につけていけばよい。
最後まで勝利のために全力を尽くすのは、鹿島本来のスタイル!
この敗戦を糧に勝負強さを獲り戻そう!!
次の試合は絶対に勝つ!!!
- 事務局に通報しました。
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