2011年総括

12月も半ばに入りました。


各球団も納会を終え、あとは契約更改を残すのみ。


キャンプが始まるまでのオフ期間に入りました。


 


個人的には3月末で転職。


3月はほぼ1ヵ月有休消化期間に充てた関係で、オープン戦を10試合以上、


さらには札幌で行われる開幕戦の観戦を計画していたのですが、


震災でほとんどの計画がチャラになってしまいました。


 


とはいえ、あれだけの大災害があったわけですから、私の個人的な計画はどうでもよいわけで、


何より無事全日程を終えることができて、本当に良かったと思います。


 


震災の影響は楽天と首都圏に本拠地を置く5球団、とりわけ巨人と西武に大きな影響を与えたと思います。


この2球団は節電を呼び掛けられる東北・関東を本拠地とする球団で、かつホーム球場がドーム球場。


そのために、開幕したはいいけれど、なかなか本拠地での試合を行うことができませんでした。


 


両チームとも優勝候補の一角を担うチームですが、結果は揃って3位。


 


震災があったからファンの期待を裏切っていいとは言いません。


 


もともとHRを中心とする打撃のチームだけに、統一球の影響うんぬんという方もいるでしょうし、


実際その影響もあったんでしょうが、


春先の投手優位な期間に本拠地で試合ができない、つまり打者は満足な打ちこみができないという影響の方が大きかったんじゃないかと思います。


 


両チームとも春ごろは異常な貧打でしたが、本来そんなチームではないでしょう。


 


最終的には巨人はHR数で12球団1位、西武は得点で12球団1位とそれなりの数字にまとめてきましたけれどね。


 


そんな今シーズンでしたが、今年は昨年や一昨年に比べると満足感の高いシーズンでした。


 


日本一になった2008年も含めて、シーズン終盤の失速がここ数年続いていましたが、


今シーズンは9月から、驚異的な追い上げをみせてくれ、


最終的にクライマックスシリーズファイナルステージまで進出することができました。


 


ファイナルステージは1勝もできませんでしたが、最後の最後で涌井が素晴らしいピッチングをみせてくれて、


それで十分満足したというか。


 


5月初旬の西武ドーム開幕戦に行けなかったので、


今年初めて西武ドームで野球の試合を見たのは5月下旬でした。


翌週は社員旅行と重なって観戦に行けず、結局5月の観戦はこの1試合で終わりました。


 


これは自分にとってはかなり異常な状況と言えます。


 


ホームでなかなかゲームができないという今シーズンでしたが、


ホームでの試合が増える後半戦に素晴らしい巻き返しを見せてくれた。


 


首位から20ゲーム以上も差をつけられるという屈辱的なシーズンでしたが、


今年に限っては非常に厳しい環境の中、良くやってくれたという思いでいっぱいです。


 


今シーズンベストゲーム


3位:4/12 vsF 開幕戦


体重を10kg増やしてさらにパワーアップしたダルビッシュをKO。


 


2位:8/28 vsF


先発完投なしの記録を更新し続けていた西口さんがついに完封。1対0で勝利。


 


1位:10/18 vsF


最終144試合目、勝率1毛差でCS進出を決める。


10/15から4日間に渡るドラマ、もっといえば4/12、いや3/11から続くライオンズのドラマが最高のハッピーエンドの形で終結。


 


なんと全部ハム戦になってしまいました。


 


あまりにもその存在が強大で強力だったダルビッシュが在籍していることで、


最高の好敵手であり続けたファイターズ。


そのダルビッシュも来期はメジャーに移籍する可能性が高まっています。


また、ライオンズも中心選手だったナカジこと中島選手がのメジャーへ移籍する可能性も高い。


 


MLB側の期待感に相当差のある2選手ですが、


MLBでも好敵手であり続けてほしい、と願うのはファンの欲目でしょうか。


 


お盆期間のヤンキースの試合日程を見ました。


レンジャーズとレッドソックスとの試合がNYであるようで。


ナカジが晴れて移籍を決めたら、お盆休みは私も海を渡るつもりです。

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