今シーズンを振りかえる③谷間の先発

7月の象徴的な出来事は、谷間の先発の活躍でしょう。

 

昨シーズン後半戦を支えた西口が不調でローテからはずれました。

 

救ったのは野上と菊池、そして谷間の先発ピッチャーたちでした。

 

野上は6月下旬からローテピッチャーとして定着し、ソフトバンクキラーぶりを発揮して、

先発投手の救世主となります。

さらには菊池雄星。キレのある変化球はほれぼれするほど。

昨年とは投げている球が違います。

 

しかし、本来先発の柱であるはずの涌井が不調で抑えに回ったことで、

岸、牧田、石井、野上、菊池の5枚しか先発がいません。

もう1枚は直近の2軍で結果を残したピッチャーなど、いろいろなピッチャーを試すことになりました。

 

抑えとして結果を出せなかったゴンザレスが先発として2勝を挙げ、

うち1勝は田中まーくんとのKスタでの試合だったのも驚きでしたが、

世間的にインパクトが強かったのは、武隈のあわやノーノーのソフトバンク戦でしょう。

 

武隈は実は以前からソフトバンクに相性が良かった、というか私がそう思っていました。

敗戦処理ロングで出てきたりしても、小久保あたりが全くタイミングが合わない。

今年は球速が上がっていましたが、そもそもは左の軟投派。

 

早打ち万振りのバッターも少なくない、ソフトバンクには強いのではないか、と見ていまして、

首脳陣もそれがわかっていて出したのか、と思っていたら、「何とか5回まで」と送りだしたとか。

 

武隈は次のソフトバンク戦で結果が残せず、そのまま故障で離脱をしましたが

来期はあと2回はソフトバンク戦を中心にチャンスをあげて欲しいと思います。

 

武隈が今いればなー。貴重な戦力だと思いますがね・・・。

 

7月は12勝6敗で6月に続き6つの貯金を作りました。

私の観戦は5試合2勝2敗1分で5割。

 

そろそろ天王山のハム戦が始まるので、テレビ観戦に移動します。

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