球場に行くべし

今シーズンから新たに始めたこと。
それは観戦に行った試合の中継を録画して再確認すること。

以前、観戦に行く試合を録画したところ、西武が負けてしまったので、
「げんが悪い」ということで、その後やっていなかったのですが、
13日のオープン戦で改めてやってみたら、西武が大勝したので、今日も録画しました。

結果的には試してみて良かったな、と。

前々から「テレビの映像だけじゃ伝わらないことが多い」
「アナウンサーも解説者もテキトーなこと言いすぎ」
と思っていましたが、今日で確信に変わりました！

まず、最初のいい加減ポイント。
ナカジの盗塁のスタートはびっくりするぐらい最悪だった。
ナカジはこの手の走塁が多いので、今日もあるかな、と思っていたら、まさにその通り。
スタートのタイミングが最悪だったので、もれなくアウトだな、と思っていて実際アウト。
でもJSPORTSでは「スタートは良かった」って、見てないだろう！兄やん（だっけ？）

テレビではスタートのタイミングや塁間での加速って映らないから視聴者にはわからんわな。
まあ、この場面は、ナカジの能力うんぬんの話ではなく、
サインなのか、ノーサインなのかわかりませんが、采配がまずいっしょ。
緊迫した場面なんだから、「走るな」って指示すればいいだけ。
ノーサインは、ヤスのみでお願いします。

さらに荻野にバント処理の件。
ヤスのカバーが遅れたようなことをテレビでは言ってましたが、全く遅れていませんぜ。
ってか、あれ以上の早さを求めるだったら、最初からセカンドはファーストベースの後ろで
待っていなければいけないレベル。
要するに見ていなんでしょ。
あの場面は、涌井が大事に行ったか、走者に送球があたることを気にしたかのどちらかで送球が一瞬遅れた。
涌井が荻野の足をわかっていなかった可能性もありますね。
こういうのもテレビで見ているとわからないし、球場での観戦でも場所によってはわかりにくいかもですね。

もう一点。6回裏のクリのヘッスラですが、
あの場面でクリは最初「打ち損じた」と自分で判断し、その結果スタートが遅れました。
次の瞬間には、テギュンが思ったより後ろで打球を処理したので、
セーフの可能性あり、と判断し、加速した結果があのヘッスラです。
テレビではクリの当たりがいいように見えましたが、実際は少し当たりが強いだけのファーストゴロで、その後ヘッスラという流れです。
結果的にテギュンのファインプレーみたいになっていますが、そんなことないんですがねえ。

今回唯一、テレビの方が優れていると思ったのは友亮の盗塁かな。
現地で見ていると、タイミングが完全にアウトなので、別に疑問に思っていなかったけれど、
テレビのスロー映像で見ると、送球がワンバンで追いタッチみたいな感じになっているし
まあ、セーフですわな。
審判の「あのタイミングならアウト」っていうバイアスでアウトになった感じですねえ。

結論。
球場に来て、ひとつひとつのプレーを自分の目でみた方が、野球が楽しくなると思いますよ。
テレビにうつっていることが全てではないし、解説者やアナは基本的にテキトーなので、
自分も目でみないとわからない（間違っている）ことも多いし。

北海道でも九州でも公式戦やっているんだから、海外在住での人以外は、ほぼ普通に試合は見られると思うのでね。

守備や走塁、打球の角度やスピードなどは球場で見ないと99%ぐらいわからないと思います。

野球が好きなんだったら、球場へ行こう。たくさんの試合を見よう。

そのうち目が肥えますよ。15年ぐらいはかかるかもしれないけれど。