南北海道大会。個人的に気になった選手!(こういう生き方が好き)

  • TTO
    2012年07月23日 22:11 visibility216

重続は力なり。諦めずに今自分に出来る事を精一杯やり続ければ、見えてくるモノがある。
私はそう信じています。それを示してくれた選手がいました。

南北海道大会準決勝で散った札幌龍谷のエース・蓑田投手でした。
私は基本的に怪物クラスの選手や超高校級と言われる、将来有望な選手にしか興味を示さない。

しかし蓑田君はプロ注目どころか、直球は打撃投手のような球筋、変化球も曲がりが緩く、肘はしっかり立っているものの身体全体が硬くてまるでキャッチボールのような投げ方。

とても上で野球がやれる選手ではありませんでした。

しかし彼には、二つ武器がありました。不器用さと愚直さです。
蓑田君は低めの意識がもの凄く強い投手。
本当に丁寧に丁寧に低めに集めよう、集めようとします。
しかし、それをどの場面でもやってしまう。
状況に応じた投球が出来ないのです。その意識が仇となって、あっさりフォアボールを出す事もしばしば。

しかし彼はそれでも愚直に低め、低め。
とにかくブレない。
ここまで徹底されると、なかなか攻略は難しいもので、私が観た試合、準決勝の相手・強打の札幌日大打線を中盤以降はむしろ圧倒していました。

私は野球含めたこの世界で、あれもこれも全て出来る必要なんてないと思います。
むしろ不器用な人間がいろんな事が出来ちゃうと、選択肢が広過ぎて何して良いか判んなくなっちゃう。
蓑田君はおそらくこれ以後は野球をバリバリやる事は無いでしょう。
しかし、高校時代に身に付けた、一本筋を貫く生き残り方を忘れないで欲しい。

私は元ニートですが、私達のような人間は本当に不器用極まりない。
だから、あれもこれも全部出来るようになんて出来ていないんです。

それより、一つ一つゆっくりやって行くと良い。
焦らず、諦めず。

一回じゃ当然できません。二回目も、三回目も。
でも十回やってもだめなら、二十回それでもだめなら百回やれば良い。
力まない、諦めない。

出来る前に死んだら、また生まれて来い!
何度も、何度も。

必ず何か見えてきます[e731][e731][e731]
とにかくは行動する事。これ以外に方法はありません。(やや嘘)

だからニート君達。もう少しだけ顔晴ってみて下さい♪~θ(^0^ )

以上

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