僕の観た中で最高の天才投手[e734]ケリー・ウッド（元カブス、大谷翔平の未来予想図[e733]）

通算86勝75敗63セーブ。1380投球回、1582奪三振

僕が中学の頃だったと思います。スポーツ欄のスミッコに

ケリー・ウッドが一試合20奪三振

なる記事が載っていたのを覚えています。
ウッドは当時20歳。MAX160㌔に迫るファストボールを武器にしする、パワーピッチャー。当時の僕はそういった記録を出すイコール、凄い選手[e734](笑)
というイメージが有りましたので一発ウッドのファンに成りました。

その20奪三振の映像を初めて観せてもらったのは、今年の春頃だったと思います。（ユーチューブ）

まず驚いたのは、身体能力の高さ。196㌢なのになんという躍動感[e734]
各関節が空気で出来ているのでは？と思ってしまうほど、軽やかなのです。
ダルビッシュやなんかだと、肩関節がしなるとよく言われますが、ウッドは腰から上が全部しなる[e734]まるでゴムマリの如く[e734]フォーム自体からホップするような躍動感とエネルギーを迸らせてます。
そりゃ、ボールのパワーが途轍もないモノなのも解ります。
歩幅も小さいし、股関節が柔らかいので球持ちも良く、腕も振りやすいと思います。
こんな、大絶賛している訳ですから(笑)、ボールも凄い[e734]
汚い回転のｗ
ファストボールも凄いけど頭の上から曲がり落ちてくるようなスライダーが強烈です。
これを生かして通算奪三振率10,3は歴代２位だそうです（１位はＲ・ジョンソンの10,6）。
僕は現役ではＪ・バーランダーが最高のパワーピッチャーだと思っていますが、この頃のウッドは間違いなく一段上。僕の中では比較になりません。

MLBでは度重なる怪我で本来の爆発的な活躍はできなかったようですが（今年５月に３４歳で引退）、僕の観た中では間違いなく一番の才能を持っています。

彼はもう、来世以降おそらく野球選手になる事はないでしょう。
それくらい野球の才能は完成度が高い。

日本人で言うと、元西武－ホークスの渡辺智男http://m.labola.jp/diary/22033078に投手としての才能や辿った境遇が似ていますが、
一方で身体能力や動作の質は大谷翔平に似ていると思う。
だから、大谷君はダルビッシュじゃなくてウッドを手本にしてほしい。
ウッドと同じように怪我がちになるかも知れませんが、そうなったら野手に絞れば良いんです(笑)。


ていうか。。


僕が惚れ込むピッチャーって怪我するやつ多いなぁ。。
(；∇；)/~~ｗｗ