楽天の則本はバケモノだ(*_*)
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TTO
2013年10月26日 22:43 visibility290
則本の事よりも先に試合の感想を少し。。
全体的に楽天側が余裕が無いのが、見え見えでした。
特にキャッチャーの嶋。
立ち上がりは抜群だった則本を使って、絶対に打たせ無いという、手の内を全てさらけ出したような組み立て。
正に真っ向から行ったわけですね。
巨人は立ち上がりこそキリキリ舞いでしたが、こんな調子で最後まで持つのかはかなり疑問でした。
結果として5回の失点は仕方ないにしても、8回の村田の本塁打は単なるまぐれでは無いでしょう。
それまでの外角スライダー勝負のツケだったように思えてなりません。
こういう、真っ向勝負を挑んだ時点でランナーを貯めて一発ロングを打つくらいしか、楽天側に勝機は無かった。
しかし、8回二死1、2塁では亀井の超ファインプレーに阻まれ、9回の1、3塁も頼みの長打は出ず。
結果的に8回の亀井のプレーで勝負あり、という形に成りました。
一言でいうと、試合運び自体が分が悪すぎます。
奇跡が5回くらい起きない限りは、ほぼ決まりなんじゃないかな。
相手は格上で、経験値でも歯が立たないのですから。
さて、則本について。
立ち上がりから飛ばしまくって、5回に失点して、ガックリ来ていたので、ここで捉え切れていれば完全に試合決まっていたんだけど、そこはやはり初戦の緊張感でしょうか。
村田に余裕が無さ過ぎて捉え切れず。
6、7回も余裕無くて全力のストレートで何とか保たせました。
しかし、崩れていたバランスが再び整いだした8回は圧巻でした。
コイツは何段ギアに成ってんだ?と思いました。
投げるほどに身体がほぐれて行くのは、済美の安楽と似ていますが、身体若過ぎます(笑)
アマ時代から、重心移動のメリハリが無いので、リリースが流れやすいのが課題でしたが、それを補って有り余る上半身の弾力性と見事なバランス。
欠点がまったく気になりません。
星野さんは、この才能に頼ってはいけないと思う。
確かに、投げる体力は無尽蔵に見えますが、まだまだ未完成のピッチャーです。
しかも恐らくは、投げるほどに進化していくでしょう。
しかし、無理をさせるとその進化のスピードを早める一方、潰れるのも早くなります。
今年、田中の使い方や阪神時代の井川など、結構疑問符がつく使い方を好むようにも見えますので、出来るだけ自重してほしいと思います。
なんかやたら長くなりましたwww
以上です。
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