やらかしました

初めて担当している仕事でやらかしてしまいました。

　納品した後に凡ミスが見つかり、相手先に「信頼」という言葉を重視したお叱りを受けました。

　納品にいたるまでも、細かな伝達事項が伝えられておらず、手間をかけました。


　そして、月曜には直接出向いてお詫びをします。同じ仕事をした先輩は同席できないので、単独で行くことになります。

　ぶっちゃげ、お金の損得のミスではありません。

　信頼に関して、大きな穴を空けてしまいました。


　うじうじ言うときりがないので、直接お会いしたときに、叱責などすべてを受け止めることが僕にできることだと思っています。


　今日はそのミスが判明した後、会社の飲み会がありました。
　
　専務や他の部署のリーダークラスと飲む、交流会です。

　そこで、僕は先輩にいじられまくり、飲んで飲んで飲んで…

　カラオケでは手がはれるまで拍手をして、マイクを持ったら大騒ぎしました。

　そのあと、直接の上司とご飯を食べました。

　得意先にも先輩にも叱られてばかりの僕を気にしていた、その先輩は

　あえて、僕がしたよりももっとキツイ失敗の話をしてくれました。

　先輩は時に涙目になりながら、思い出したくないような失敗をとことん話してくれました。

　先輩は、「お前のした失敗なんかまだまだや」と

　心の奥底の嫌な思い出まで引っ張りだして励ましてくれたのです。


　現実から目を背けることはしてはならん。

　けれども、その現実を受け止めるだけでは、ひよっこの僕の心は下降していくだけ。

　どう謝るかを考えよう。いや、その、前に、まず相手の率直な今の気持ちを聞いてみよう。改善策を考えよう。言い訳ではなく、現状報告をしっかりしよう。

　お互い、仕事に対して真剣なんだ。お金も動いておるんだ。それは現実。

　はっきり言って、世間で言うベストな対応はできないけれども、仕事に携わった人間として、その仕事をしている人間にしかわからない気持ちで、お詫びをする。

　大げさじゃけども、月曜日の午前中が、これから1年くらいの自分の心情に大きな影響を与える気がします。

　わかっていることは、受け止めることで、成長をするということ。

　いつか先輩のように、後輩のために心からぶつかれる存在にもなれる。