野球の格好

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    2007年10月24日 13:57 visibility219

  ただいま卒業論文の執筆真っ最中です。もちろん野球がテーマです。

 それに加え、うちの大学の引退した硬式野球部の選手にインタビューもしています(もし出来がよければスポーツ報知に載るとか!)

 こうして野球のことばっか考えて過ごしていて思ったのは、「野球は格好が重視される」ということです。


 格好というのは「道具」ともとらえられるでしょう。


 そして重視には「お金がかかる」ともとらえてもらってもよいと思います。


 下からスパイク→アンダーソックス→オーバーソックス→ソックスバンド→パンツ→ベルト→ズボン→アンダーシャツ→オーバーシャツ→帽子。そしてグローブ。もちろんボール。

 他にバット、ロジン、手袋、プロテクター、ヘルメット、レガース、、、、、ベース、プレート、、、

 とまあ簡単に思いつくだけでここまでの道具を要します。


 値段から言えばフェンシングや剣道の防具も高いので野球だけがすごいとは言えないけれども、消耗度なんかを考えるとやっぱ金かかります。

 あと、野球は「野球の格好をしなければ!」という強い観念があるとも思います。

 防具を使うさっきの剣道とかフェンシング、あとアメフトやアイスホッケーはキャッチャーと同じ概念で体を守ることを前提にユニフォームや防具が設けられています。

 でもサッカーとかラグビーといったボディコンタクトがある競技でも短パンにすね当てとかヘッドギアと「短パン文化」つまり結構身軽!ラクロスとかバスケもそう。

 あと練習着も結構融通利いてて、ジャージOK!といった感じです。


 そこで野球はどうだ?

 短パンなんかナンセンス!ユニフォームをきちんと着てこそ野球だ!といった強い思いを感じてしまうのです。ジャージで練習するのも自主トレくらいでしょう。

 
 そういった強めのユニフォーム文化があるから、野球は世界全体で定着しておらんのだと思います。

 それは同時に日本やアメリカといった国が恵まれている証拠でもあり、貧しい国でも野球で勝つためにはキューバのように素質のある人材を集めるだけでなく、費用といった大きな壁もクリアしなければならない。

 ロンドン五輪から野球とソフトが除外されるのもこういった理由が大きいはずです。

 一部の国しか野球が浸透していないことを知りながら、世界の野球発展に寄付とか派遣といった形でなかなか貢献できなかった野球先進国のはがゆい気持ちが伝わってこず、ただメダルの数が減ってしまうという考えしか伝わらないのが残念ではあります。

 
 とまあ長々書かせていただきました。

 卒論のテーマはもっと範囲を絞ったものなのですが、それでもまだうまくまとまりません。

 この野球SNSでうまく吐き出させてもらいながら、完成させていくとします。

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