ドームのなかも博多どんたく祭り
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HiRO
2007年05月04日 11:59 visibility50
全国的に野球日和に恵まれたGW後半の初日。
6つの球場で、18万人以上の観客が野球を愉しんだそうだ。
福岡はGW恒例の博多どんたくで賑わうなか、我らが福岡ドームでは、Eaglesを迎えての3戦目。
前日はEaglesのゴールデンルーキー田中将大の前に10連勝を阻まれた。せめて、この日勝って2勝1敗と勝ち越しを狙いたい。
両チームともローテの谷間、先発は林恩宇と水田。
その両先発とも、このゲーム、いったいどうなることやら、というトホホな立ち上がり。
初回の表、水田が、四球に自らのバント処理のミスで、1死1、2塁のピンチを招くとフェルナンデス、リックに2者連続死球を与え、ノーヒットで先制点を献上。水田の精神的な脆さが出てしまった。が、この後は、前日2ホーマーの山崎を3ゴロのゲッツーでなんとか最少失点で抑える。
その裏、大村、本多、アダムの3連続安打で無死満塁のチャンス。(本来、大村の脚が万全なら、この時点で1点は入っている)
ここで、昨日、インハイを見事ライトスタンドへ運んだ信彦に対しては、外一辺倒。が、結局四球による押し出しで労せずして同点。さらに小久保の3ゴロゲッツーの間に3塁ランナーが返って2点目。あっさりと逆転。
2回には2ベースの森本を大村がヒットで返し3点目。タイミング的にはアウトだった森本だが、センターからの送球を捕球せんとするミットを弾くナイススライディング。
3回、Eaglesは早くも継投。替わった松崎から、ブキャナンのコンパクトな右打ちで追加点、3点差にリードを拡げるも、4回にはEagles山崎に昨日から3本目となるソロHRを被弾、2点差に追い上げられる。
5回、信彦のバットが火を噴く!
先頭打者として打席に入ると、インハイへの変化球をライトスタンドへ。コース的には一昨日の本塁打よりは甘いが、信彦ならではの軸回転による同じような打ち方。ここ10試合で6本塁打!
この8号ソロでリードを拡げると、四球で出塁した小久保を、さらには替わった戸部から田上がセンター前ヒットで返し、この回2点目。2-6と4点差。
水田は、2回以降、落ち着き山崎のソロHRのみ。と思っていたら、6回にはフェルナンデスに一発。3-6、再び3点差。
その6回裏。大村、本多の連打に、信彦敬遠となって1死満塁のチャンス。ここで小久保は三振を喫するも、続く柴原が外へのボールにチョコンとバットを合わせレフト方向へ。これが意外に伸びていき、なんとレフトスタンドへ!
満塁弾!!
これで勝負あり。
8回にもアダムの犠牲フライで追加点。
Hawks投手陣は6回以降、佐藤誠、篠原、ニコースキーと繋いで、9回に1点を返されるも、馬原は休養。
終わってみれば、川崎も多村も欠いたなかで、今季初の毎回安打で最多17安打。大村4安打、本多3安打1四球と、1、2番が揃って猛打賞、いい攻撃の起点となっている。
その本多、初の福岡ドームお立ち台に緊張気味。これから幾度となく立てば慣れるよ、きっと、うん。
どんたく祭りのお祭り騒ぎの打線のなかで、小久保一人蚊帳の外でノーヒットだったが、自分で「オレのバットがゴールデンウイークに入ったな。」と笑い飛ばせる余裕もあるし、ま、大丈夫だろう。
水田は、5回1/3を4安打3失点、本拠地では8年ぶりという勝ち星。中10日と間があいて難しいのはあったろうけど打線に助けられたね。
この日に限らず、先発が不安定な状態のなかで、佐藤誠が投手陣のキーマンになりつつある。このゲームも、中盤、シーソーゲームになりそうな流れのなかでの登板だった。中継ぎ投手陣も、開幕前の構想が大きく外れるなかでの貴重な活躍。篠原と2人、いい感じやね。
さ、Lions3連戦。
20勝一番乗りなんてのに浮かれず、こんなバカ勝ち試合の後こそ気を引き締めて。と思っとったら、Lionsも15得点とバカ勝ちしとったね(苦笑)
そのLions、試合後、GW中の都内の渋滞を避けて、西武線を使い一般客と一緒に羽田まで移動したそうだ。GWの最中に移動するチームは大変だ。
Lionsも松坂の穴など全く感じさせないチーム状態。Hawksが9連勝しても1敗しただけで首位を明け渡すほどLionsも好調だ。
交流戦前のポイントとなる3連戦の初戦は、西口と新垣の先発。西口は4月の月間MVPを受賞するなど開幕から好調。
なんか、Lions戦となると、観とるこっちまで気合いが入るね。
うおっしゃぁぁぁ、勝つばい、勝つばい!!!
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- 事務局に通報しました。
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