野球というゲームの面白さ

  • HiRO
    2007年05月30日 03:19 visibility98

今季はここまで関東でのゲームにことごとく都合が合わず、この日やっと今季初の球場観戦。

神宮球場に着くと、既に初回に杉内が1失点。
杉内の武器のカーブが抜けている。ストレートも高い。

が、7回まで6安打を打たれ、三者凡退に抑えたのは4回と7回のみと常に走者を背負いながらも粘り強く投げ、初回の1点のみに抑える。

Hawks打線は、藤井の前に3回まで無安打。
4回。先頭本多のレフトポールを巻く同点HR!盛り上がるレフトスタンド。
......ん、なんか様子がおかしい。何?!
なんと?!ファールの判定!

自分はちょうどレフトポール付近に座っていたため、もろに目の前でポールの内側を通過したのをハッキリと見た。レフトスタンドから怒号が飛ぶ。が、判定は覆らない。
本多は仕切り直し。今度は引っ張ってレフト前ヒット。今度こそ、本当にチーム初ヒット。
続く多村の打球はレフト線へ。2ベースで、無死2、3塁。
ここで、信彦の代わりに4番にはいる小久保が、内角への真っ直ぐに詰まりながらもセンター前へ。
3塁ランナー本多はもちろん、2塁から多村も本塁へ駆け抜け逆転の2点タイムリー!
さらに小久保は、柴原の打席でエンドラン崩れの2盗成功、柴原の遊ゴロで3塁へ。続く森本の打席でワイルドピッチ、小久保は1塁からノーヒットでホームイン。
4回に一気に3点をあげるも、なんと、Hawksのヒットは、この回の3本のみ。
藤井、花田、遠藤(って誰?)の前にこの4回の3本のヒット以外、ノーヒット。

その、僅か3安打で挙げた3点をHawks投手陣が守りきる。
8回から佐藤誠、篠原、馬原と繋ぎ、8回、9回共に2人の走者を背負いながらも、無失点にしのぎきる。

Swallows相手に、4投手で10安打を許しながらも11残塁、初回の1失点のみに抑え、僅か3安打を1イニングに集中して勝利。

10安打のチームに3安打のチームが勝つ。これも、ある意味、野球の面白さ。

杉内は、調子悪いなりに粘り強くゲームが作れている。ここが今季、信用できるポイント。シーズンを通して好調を維持するのは難しい。だからこそ、チームの柱となる投手は、好調でないときこそ、それなりにゲームを作ることを求められる。それができる投手こそ、チームの支柱となる「勝てる」投手だ。
これで6連勝、5月は5戦5勝で、ハーラートップの8勝目。今季、この勝ち星が何処まで伸びるか、愉しみだ。

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