
がんばれサッカー男子
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げっとごーる
2008年08月08日 09:20 visibility94
日本人はその他外国人と比較して成熟が遅いというのは、これまでも肌で感じてきた。
成熟というのは当然ココロとカラダの両面を指す。今回のオリンピックでもそれをまた実感した。
勝負事には焦りと油断は禁物なのだが、北京で戦う日本U23の青年たちの表情にはそれがありありと見て取れた。このチームには涼しい顔をした胆力ある勝負師が欲しい。(そうか、それがヤットってことかあ。)
それでも、別の見方でいえば、日本の青年たちにはまだまだ伸びしろがあるということ。
米国戦でも皆懸命にファイトする気持ちは伝わってきた。ここで良い経験を積んで、立派なオトナのフットボーラーになって欲しい。
一日本人としてはそういう意味で素直にこれからも日本男子を応援したい。
一方、サッカーファンとしてはオリンピックにおける男子サッカーの位置づけには疑問を持つ。
オリンピックは、概ねどの競技においても真の世界一を決める大会であるが、こと男子サッカーに関してはU23?OA?W杯予選との兼ね合い?英国は出場できない?など位置づけが著しく中途半端である。(まあバスケと野球もイマイチか)選手の派遣を渋るクラブも出ようというもの。
いまや世界中のいろいろなところで欧州チャンピオンズリーグがライブで見られる時代である。
(CLは毎年あるのだ)そのご時世にオリンピックの男子サッカーがコンテンツとしてどの程度ファンを満足しうるのか。
ボロボロのピッチ、稚拙な技術、大げさな倒れ込み、露骨な時間稼ぎ。。。いずれもサッカーにはつきものだが、日本対米国のそれはコンテンツとしては貧しいものではなかったか。
日本男子にはこれからの試合でそういったモヤモヤを吹き飛ばしてほしい。
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