コードボール

コードボールって、知ってます?


ネットに当たって、相手コートに入ったボールのことを、コードボールと言います。
そのボールは、インプレー(プレー続行すべき状況)です。

ネットで跳ねて、ボールの軌道が変わることもあれば、
ネットでボールの持つ勢いが殺されて、ポトリ、と落ちることもあります。

ちょっと厄介なボールですね〜^^

ポトリ、とその場に落ちたボールも、見ているだけでは失点ですので、返球しなければなりません。
その時、ラケットがネットにふれてしまうと、「タッチネット」と言って、失点になりますので、お気をつけて〜^^;


シングルスの時は、シングルスポールの外、
ダブルスの時は、ダブルスポールの外の部分のネットに当たって、軌道修正して相手コートに入ったとしても、
それは、もともとアウトの部分のネットになりますから、コードボールではなく、「アウト」です。

もし、ネットにもポールにも当たらず、ポールを回って相手コートに入った場合は、インプレーです。
そんなことあるの?
あるんです。滅多にないですが。

参照:テニスの王子様 海堂のスネーク(ポール回し)



ネットに当たって、そのまま自分のコートに落ちた時は、ただのネット、または、ノットオーパーと言います。


コードボールは基本的にインプレーですが、唯一やり直しをする場合があります。
サーブの時のコードボールは、「レット」と言います。
「ネット」ではありません。

レットの条件は、ネットに当たって、サービスエリアに入った場合のみです。
ネットして、フォルトした場合は、レットになりません。


ジャッジがいる場合は、ジャッジが「レット」とコール、
セルフジャッジの場合は、リターン側が「レット」とコールします。

ファーストサーブなら、もう一度ファーストサーブ、
セカンドサービスだったら、もう一度セカンドサービスのやり直しです。



スポーツのルール改正は、基本的に時間短縮を目的としているものが多いです。
サッカーのPK戦とか、
バレーボールや卓球の、1セットのポイント数とか、
テニスのタイブレーク方式の導入とか。

一時期、このレットをなくして、コードボールサーブを認めよう、という話が持ち上がったことがありました。
冗談じゃない。
これだけは、絶対に嫌ですね^^;

もちろん、そのルールは、見送りになりました。
あたりまえじゃ!



マンガ「HAPPY!」で、主人公が、コードボールの練習をさせられます(笑)
それが、のちのち、ライジングボールへの布石となってくるのですが・・・。

わざとコードボールを狙って打つ、その技の名を「ロイヤルフェニックス一号」と言います(笑)
かなり、マニアックな技ですので、通じる人は、少ないと思いますが、

もし、今度、相手のコードボールを見事返球することがあったら、

「ロイヤルフェニックス一号、破れたり!」と言ってみてください^^


なんちって〜♪
変人扱いされても、苦情は受け付けませんよ(^ー^)

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