
コードボール
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和(ナギ)
2008年05月12日 00:57 visibility2327
コードボールって、知ってます?
ネットに当たって、相手コートに入ったボールのことを、コードボールと言います。
そのボールは、インプレー(プレー続行すべき状況)です。
ネットで跳ねて、ボールの軌道が変わることもあれば、
ネットでボールの持つ勢いが殺されて、ポトリ、と落ちることもあります。
ちょっと厄介なボールですね〜^^
ポトリ、とその場に落ちたボールも、見ているだけでは失点ですので、返球しなければなりません。
その時、ラケットがネットにふれてしまうと、「タッチネット」と言って、失点になりますので、お気をつけて〜^^;
シングルスの時は、シングルスポールの外、
ダブルスの時は、ダブルスポールの外の部分のネットに当たって、軌道修正して相手コートに入ったとしても、
それは、もともとアウトの部分のネットになりますから、コードボールではなく、「アウト」です。
もし、ネットにもポールにも当たらず、ポールを回って相手コートに入った場合は、インプレーです。
そんなことあるの?
あるんです。滅多にないですが。
参照:テニスの王子様 海堂のスネーク(ポール回し)
ネットに当たって、そのまま自分のコートに落ちた時は、ただのネット、または、ノットオーパーと言います。
コードボールは基本的にインプレーですが、唯一やり直しをする場合があります。
サーブの時のコードボールは、「レット」と言います。
「ネット」ではありません。
レットの条件は、ネットに当たって、サービスエリアに入った場合のみです。
ネットして、フォルトした場合は、レットになりません。
ジャッジがいる場合は、ジャッジが「レット」とコール、
セルフジャッジの場合は、リターン側が「レット」とコールします。
ファーストサーブなら、もう一度ファーストサーブ、
セカンドサービスだったら、もう一度セカンドサービスのやり直しです。
スポーツのルール改正は、基本的に時間短縮を目的としているものが多いです。
サッカーのPK戦とか、
バレーボールや卓球の、1セットのポイント数とか、
テニスのタイブレーク方式の導入とか。
一時期、このレットをなくして、コードボールサーブを認めよう、という話が持ち上がったことがありました。
冗談じゃない。
これだけは、絶対に嫌ですね^^;
もちろん、そのルールは、見送りになりました。
あたりまえじゃ!
マンガ「HAPPY!」で、主人公が、コードボールの練習をさせられます(笑)
それが、のちのち、ライジングボールへの布石となってくるのですが・・・。
わざとコードボールを狙って打つ、その技の名を「ロイヤルフェニックス一号」と言います(笑)
かなり、マニアックな技ですので、通じる人は、少ないと思いますが、
もし、今度、相手のコードボールを見事返球することがあったら、
「ロイヤルフェニックス一号、破れたり!」と言ってみてください^^
なんちって〜♪
変人扱いされても、苦情は受け付けませんよ(^ー^)
- 事務局に通報しました。
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