
雨降って,爺が黙る長崎だったかというと、、
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mw
2008年11月17日 12:25 visibility89
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天皇杯4回戦お上りさんは、帰った後の家事オヤジも未だ解決を見ぬままに、ヴェルディ戦の「押せ押せなのになんだか『?』なサンフレッチェ」を観て、来季J1での戦いなどなど、増々心配になってしまいました。
過保護なサンフレステージママこと私め、
何と、掟破りの「長崎『見極め(自動車学校を思い出すな〜)』オフィシャルバスツアー」に速攻申し込みをしてしまいました。
サカフレ#22さんへのささやかなおみやげ、西が丘でお世話になった関東サンフレサポさんへのおみやげ、バスの中で使う空気枕に、寒かったらいけないから帽子、手袋、膝掛け、などなど、、、「一体、何泊するつもり〜」なリュックサックを背負って、いざ長崎へ!
九州上陸しても、まだぽかぽか陽気
「な〜んだ、こんなに荷物いらなかったな〜」と思いながら
寝たり、起きたり、パーキングエリア休憩でおやつ買って食べたり(笑)してる間に、長崎総合運動公園陸上競技場へ到着。
到着して、リュックの中身をどれだけ球技場内に持ち込むか吟味してる間に、皆どんどん下りちゃってバスの中は私一人になってました。
エ〜ン、置いてきぼりだよお、、
初めて来るスタジアムなので、どっから入っていいものやら、
もたもたしていると(だから、皆についてゆけば良かったのに)、警備員さんが「バス入りま〜す。下がってくださ〜い」
ん〜?あ〜っ!タニ、タニだ〜っ!!
思わず大きく手を振ろうとして、あっ!
荷物を減らす為にバスの中で応援スタイルに変身したんだった!サンフレッチェ「今日の切り札」とあたりを付けて厳選した39番久保竜彦の紫ユニ姿で手を振られても、タニも困るよね、、、、とあげた手をそ〜っとおろす私、、、サンフレファンの人、観てなかったよね。ゲート入ったとたん、トイレに連れ込まれてぼこぼこにされたりしないよね、、、
好きなチーム同士の対戦ってなんか気い使うなあ、、、
すぐ後に我がサンフレッチェのバスも入って来て、今度は思いっきり手を振ってみました。にこやかなペトロビッチ監督が手を振って応えてくれるのが見えます。
ようやく入り口を見つけて、競技場内に入ると、おお!既に紫の方々、水色黒の方々、準備万端の模様です。サカフレ#22さんにも無事お会い出来て、とっても美味しそうなお土産をいただいちゃいました(^^)
試合内容はBSで放映されていたそうなので、もうご存知でしょうから割愛します。(観戦記なのにいいのかな〜?)今日のところは感想文。
3日の山形戦を観て、前4人と後ろに分かれてるな〜と思ったんですが、それは今回はありませんでした。だって、帰ってからネット等で見てびっくり。レナとヴィトはMF登録、ってことはこれ、田坂とタニとで4−4−2だったんですね。先日書いた山形戦は4−2−3−1かと思いましたが、後で実は4−2−1−3だったと知りました。でも、実質的には4−2−4(ときどき、4−1−5でしたけど)だったみたいに見えました。それが出来るのは、中村憲剛からくり出される長短織り交ぜた色彩豊かなパスがあるからだよね〜とも思ってました。
うちの布陣は今季2度ほどやりましたが、0トップ、そして、テレビ放映をご覧になった方々ならお分かりと思いますが、後半途中まで完全にFW不在のサッカーをやりました。佐藤寿の代わりに前線に入った高萩が佐藤寿と同じようにやっていたのは「前線からのプレス」のみです。もし、やっているつもりだったとしたらめちゃくちゃ彼には失礼だと思いますが、(多分やっていなかったはず)裏へ飛び出すつもりも、寿人のような本気のポストも、高萩はやっていませんでした(対寿人の身長差で言ったら、高萩は+10cm以上なんですが、、、)。
高さに強い印象の川崎DF(寺田選手がいなくてもそうかどうか、自信はありませんが、、、)を忌避するなら、寿人タイプのルーキー清水航平も居たんですが、ペトロビッチ監督は使いませんでした。後半からの選手交替でお分かりだと思いますが、楽山、高柳、久保の投入からが「FWを擁したサッカー」でした。
つまり、最初からペトロビッチ監督はFW無しのサッカーで勝負をするつもりだったのです。それは、今回の対戦の為に準備したことではなく、就任以来、すこしずつそれを可能にする為のことをやってきました。うちのチームにはお金がないので、このポジションが手薄だから他所チームの実力のある選手を買って来るということが出来ないからです。
ヒーローインタビューは、自陣低い位置で受けたパスを前に送った瞬間、ギアを入れ、一目散にエリア内に走り込んで森崎浩のヘディングシュートの跳ね返りに低い体勢で飛び込み、押し込んで先取点を挙げた青山でした。
しかし、影のヒーローは数々のファインセーブもさることながら、ゴール前をがら空きにして青山への縦パスを通した佐藤昭だったと思います。佐藤昭は、今季開幕前まで第3GKでした。正GK下田が「一番のライバル」と評するほどのGKである彼も足下の不安は自認するところでした。下田、木寺の離脱でいきなり否応なくトップで毎試合プレーすることになりましたが、正直、今季の内容も良かったり悪かったりでした。特に足下の不安は全体のプレ−の好不調にも影響があったのでは、と思います。しかし、ペトロビッチサッカーを実現する為には絶対に避けて通れないこの課題に、今季の佐藤昭はひたむきに取り組んでいました。練習初めに行われる鳥かご練習で皆に混じって汗を流していた夏頃の佐藤昭を思い出し、この短期間によくぞここまで、と感慨無量です。
ペトロビッチサッカーは超攻撃的でリスキーな、という印象で、実はサンフレッチェサポの中でも批判が多かったのが事実です。しかし、攻撃的なのではなく、「誰でも攻撃参加でき、誰でも守備できるべき」「本来、サッカーとはそういうスポーツであるはず」という信念に支えられたサッカーです。
FWも守り、DFも攻撃する、、、それは、生身の人間である選手に大きな負担を強いるものでしょう。しかし、プロのサッカー選手である彼らはやはり「上手くなりたい、今よりもっといいサッカーがしたい」という気持ちがあったんだと、強く感じ、そして、それさえ表現出来ればJ1だろうが世界だろうが、そんなに怖くはないだろう、とここ2年余り「反ペトロビッチ」の波の中、小さく小さくなっていた私はちょっとだけ、長崎の雨の中で、ない胸を「えっへん」と張ってみました。
もしかしたら、高畠監督はうちのことをあんまりご存じなかったのかもしれません。(いや、あれだけシステムをいじられたのだから、それはないと思いますが)それよりも、厳しい優勝戦線の中で神経が消耗して不安になってしまったのかもしれません。ここまで来たのだから、ご自身の選手を信じてプレーし続けた方がいいのではないかと思うのは、それがよそごとだからなのでしょうか。
うちの監督は外国人なので、練習を見に行っても試合中も、判別出来る言葉は、選手のあだ名とGO!とBravo!くらいです。
その分、周囲からの雑音が耳に届かなくて平和なのかもしれません。
とってもハンサムで、とっても気がつく通訳の杉浦さんがその分苦労されているのかな〜と心配になるくらいです。
シーズン中に、メディアから今日の誰々は良かったですね、と振られても「監督の立場上、特定の選手を褒めることは避けたい」としていた監督ですが、先日の鳥栖戦での青山選手評に次ぎ、今回は高萩の献身をほめていました。
雨降って,爺(なんてことを言うんでしょ、このおばさん)は黙らず、饒舌です(笑)。
「今日のベストDFは、もしかしたら高萩だったかもしれない。守りは最終ラインだけでなく、チーム全体で行うべきもの。同時に攻撃も、チーム全体でやる必要がある。相手の良さを消すことよりも、まず自分たちのサッカーをすることに集中する必要がある。
今日の我々の先発には、FWはいなかった。川崎Fは、3人から4人、FWがいた。しかし、決定機も得点も、どちらのチームが多かったか。
サッカーは、どの選手がゴールしてもいい。大切なのは、チーム全体が動いて、動いて、動くことだ。FWだからといって、前に立って止まっていればいいというものではない」
次は,同じく、「とことん走る」柏戦
我らがエースが帰って来ます。また,一味違ったサンフレッチェで闘ってくれることを祈ります。
<!--EndFragment-->大村湾のPAにて。
ほんとは奥に写ってる「芋まん」(あんまん、肉まん,みたいなのの中にお芋が!)食べてみたかったけど、「今日はやってません」
何故〜(涙)でも,コーヒーまんも中身がミルクあんで「んま〜!」
アピサポの#22さんにもお会い出来ました。とっても可愛いお嬢さんでした。時間があったらもっとお話とか出来たのに、、、
オフィシャルバスツーの唯一の難点だな〜
アビトーネ、これまた、めちゃんま〜でした〜!
この2秒前に,タニと目が合ったのに!(←一人が勝手に思ってろって)コートの下の紫ユニに気づかれたのかな、、、(って、おばさんだから怖くて目をそらしてるんだってば,気づけよ!)
うちの選手バスは手を振るのに必死で,写真取る暇ありませんでした(汗)
向こうに見えるのはガナかしら〜、手前の茶髪はうちの10番柏木君ですね〜
- 事務局に通報しました。
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