巨人現有戦力評価2008L 野手編

  • DIME
    2008年10月29日 12:38 visibility117

過去ログとして残しておくために書いているような者なのであまり気にしないでください。

○捕手:7名
 ・伊集院峰弘
--------------------25歳
 ・星孝典
 ・加藤健
 ・實松一成
 ・阿部慎之助
--------------------30歳
 ・鶴岡一成
 ・(村田善則)

鶴岡一成が入って、村田善則が引退、で全体の構成にはほとんど変化はありません。6名か7名が一般的な捕手の人数です。
その鶴岡一成は二番手捕手として若手3名より一段上の結果を残してくれています、短期的な阿部慎之助の離脱にもこれで対処できるめどが立ったといえるでしょう。
問題は阿部が長期離脱する場合、あるいは選手生命を奪われるような事になった場合ですが、そこまで考えて補強をするには現在のドラフト等の制度下では枠が狭すぎます、他のポジションで優れた選手を確保できなくなる可能性が高く、総合的にチームにとってマイナスです。
補強の必要性はほとんどありません。非常に良い形が出来上がっているのではないかと思います。
あとは来季契約予想でほとんど書くべき事は書いたので特にありません。

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○右打ち内野手:7名
 ・中井大介
 ・坂本勇人
--------------------25歳
 ・寺内崇幸
 ・岩舘学
 ・小田嶋正邦
--------------------30歳
 ・二岡智宏
 ・大道典嘉
 ・(【外】ゴンザレス)

○左打ち内野手:7名
 ・藤村大介
 ・円谷英俊
--------------------25歳
 ・脇谷亮太
--------------------30歳
 ・古城茂幸
 ・小笠原道大
 ・小坂誠
 ・木村拓也
 ・【外】李承ヨプ

支配下登録中の内野手枠は基本16名、外国人が0〜3名入るので日本人枠は13〜17ってところ。今年は14+2(ゴンザレス含)の16名。
去年の日記であげた一番の問題点は1軍野手の高齢化でした。それに対して今年は結果が伴っておらず戦力になったとは言い難いのですが、それでも脇谷、坂本、寺内が一定数は試合に出場。1年2年で解決できる問題ではないので今年の目標としては合格点でしょう。坂本勇人は想定外ですが寺内、期待していた「合間の穴埋め」という形での若手の出現だったと思います(個別の選手については個別論評をまたします)。
2軍での大幅な若返りのあった昨季、比較的年長の若手選手が少し出てきた今季、来季はここからさらに一歩進んで控え野手1番手、2番手ぐらいは占めて欲しいですね。
その2軍の問題点としてあげていた、“大砲”の欠如、これは一枚、中井大介が出てきました。あぁそういえばこれもまた今度書きますけど、結局宮崎いきました。中井に関しては一言だけ、二塁手と言っていたのは実際に見ていなかった素人の妄想でした、もう二塁手でとは言いません、ごめんなさい。
話を戻します。2軍も1枚じゃまだまだ足りません。それどころか、ゴンザレスが薬物違反で解雇され、小田嶋も結果を全く残せていませんの、中井は素質は十分ですが明らかに穴があって一軍じゃ全く無理です。
一・三塁手に関して言えば2軍で足りないだけにとどまらず1軍でも全然足りていません。怪我の可能性のない選手などいません、打力に期待のできる一・三塁手の絶対数に関しては危機的状況にあると思います、積極的な対処が必要です
ただ、レギュラーが2枚いるところでおおっぴらにFAで補強ができるかと言われると正直難しい。かといってドラフトで即戦力級をとれるとも思わないし(大田は即戦力じゃあない)、現実的には外国人選手ってことになるのかなぁと思います、できれば二塁ができた方が良いですけど、一・三塁のみであっても獲得しても何の不思議もありません。
グリエルの話は結局どうなんでしょうね、信憑性は低いと思っているんですが、事実だとすれば非常に補強ポイントに適ってるんですけど。

右打ちでは今年は成長した選手が多かったですね、寺内、坂本に加えて岩舘も。岩舘は2軍でこれだけの数字を残せましたし、1軍でも打席数が少ないのでどこまで信頼して良い数字であるかは疑問が残るものの、打率での見た目はともかくとして出塁率や長打率で見れば寺内と遜色ない数字ですから。
問題はやはり「打てる選手」の絶対数の少なさですね、二岡智宏がある程度復活してくれるとしても、結局彼だけ。
その対策の最右翼となる坂本も、はっきり言って打撃に関していえば現状ダメですから、半端な状態で使うのではなくて、もっと長打力を残せるようになるまでもう一度漬け込みの時期に向かわせるべきだと思います。方向性としては日ハムの陽のような進み方をしてくれると良いのですが。次に一軍に上がるときは2軍でOPS1.000越えを達成してから、ぐらいのことは期待したいです。
右打ちに比べると左打ちは若手の伸び悩みが見受けられます。脇谷は伸び悩むかもなぁとは思っていたし、円谷も懸念はしていたんですけど、藤村大介も時間がかかりそうですね。

ドラフトでの補強としては左右関係なく、打力に期待できる選手が最低一枚、できれば二枚欲しいところです。それに加えてさらに打てる選手をトレード、外国人などで検討しておきたいですね。
逆に守れる選手に関して言えば、打てる前提で守れれば言うこと無いですが打てないけど守れる選手を取る必要は無いでしょう。

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○右打:5名
 ・加治前竜一
 ・(梅田浩)
--------------------25歳
 ・矢野謙次
--------------------30歳
 ・ラミレス(日本人扱い)
 ・谷佳知

○左打:7名
 ・田中大二郎
 ・隠善智也
 ・松本哲也
--------------------25歳
 ・亀井義行
--------------------30歳
 ・鈴木尚広(両)
 ・高橋由伸
 ・清水隆行

支配下登録中の外野手枠は基本12〜14名、外国人が0〜2名入るので日本人枠は10〜14ってところ。現在の巨人では13+1名となっています。くどいですが来年からラミレスは日本人扱いです。
去年急務であると言った若返り、今年これが達成されていたかと言えば微妙なところです。伸びてきたのは鈴木尚広と亀井義行なんですが、鈴木尚広は年齢で言えばベテランの域ですし、亀井義行もSTATSだけ見ればようやく平均に若干欠けるぐらい、これまでがまったく成績が残せていなかったことを考えるとここからもう一伸びあるかは楽観視できません。

右打ちでは加治前はルーキーとしては申し分ない成績を残してくれました。計算外だったのは矢野謙次ですね、一年間まったく使えない(これには起用方針にも問題がありますが)とは思いもよりませんでした。
梅田浩を放出したこともありますし、実質的に加治前1名なので、ドラフトでも是非補強しておきたいところです。
左打ちでは、田中大二郎が順調に成長中、亀井義行が良く伸びてくれて最低限ラインにまで到達、鈴木尚広が覚醒、非常にいいですね。
隠善、松本も含めて頭数はいますのでとりあえずこれらの選手に出場機会を与えることの方が優先されるでしょう。

全体的に若手の数はいますし、ある程度結果を残している選手もいますが、タイプとして長打力に期待のできる選手があまりません。やはりここでも打力のある選手は是非欲しいところです。

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最重要補強ポイント
 ・外野手(左右かかわらず大砲)
 ・内野手(左右かかわらず大砲)
重要
 ・高校生右腕投手
 ・左腕投手
普通
余裕アリ
 ・内野手
 ・外野手
 ・右腕投手
よほどの逸材以外不要
 ・捕手

ちょっと内容として質が低いですね、すみません。一応形だけです。

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