飯田選手、カツノリ選手引退：現役とはモチベーションだな。

今季のパリーグ初観戦は仙台でした。
そして、今季最後のパリーグ観戦も仙台となりました。
ほんの３日前、突如振って湧いた『飯田引退』のニュース。
唐突に仙台に行かねばと思った要因は、全てこれだ（日記参照）。

当日の朝、新幹線に乗り込み一路仙台へ。
東京からフルキャストは近いぞ。交通費さえ考えなければ（苦笑）。
仙台駅に着くと「当日券は完売しました」のアナウンス。
混雑どころの騒ぎでないのが手に取るように分かる。

今日もフルキャス周辺はボールパークらしくお祭り騒ぎ。
『選手へのありがとうメッセージ』コーナーがあったので、
迷わずに飯田哲也選手に向けてメッセージをば。


「２０年も見続けてたんだよなー（しみじみ）
飯田哲也を知ったのは彼が２年目の年だから、
ファン歴１８年。長いよなぁ…（しみじみ）。
おいらも年食ったなぁ……（関係ないけど）」

ぼんやりと切なくなってきた。


混雑するショップには脇目も振らず球場へ。
ロッテ選手が打撃練習中、挨拶している１人の楽天ユニ。
どんなに遠くても確認出来るぞ、飯田哲也。
本人をみつけたら目頭が熱くなった。
や、食ってたインドカレーの所為じゃない。

（補足：飯田を観つつカレーが神宮でのお約束だったので。
今回も最後とばかりに食ってました…バカですね、はい）。


あとから到着の戸田少年ことＴＫ君とも、混雑するフルキャスの中で無事合流。
ファンが選ぶベスト選手の表彰式と１５００試合の授賞式（この段階で飯田さんの顔渋かったよ）が滞りなく終わると、試合開始。

楽天オーダーは飯田とカツノリをフルスタメン。
ショートに高須でなく西村弥。

一瞬だけ「誰？」となった自分。
自分の中にある楽天知識が薄いことに、ちょっと自己嫌悪。

先発投手である岩隈と清水直は小気味よい投球内容。
２回途中に岩隈のアクシデントがあったものの、
緊急登板した投手の内容もまた良い。

３回まで１時間しかかかってない（記憶では）。

１番センター飯田が打てない。
打席上を観ていて、「あ、こりゃダメかも」と鬱気味。
打席に立った瞬間の気迫が足りないんだよね。
際どい内野ゴロでも全力疾走もないし。
なんての？モチベーション下がっちゃってますか、飯田さん？？
って感じです。

「…切なさで胸が痛いッス」と項垂れる、ツバミナ。
「飯田の守備が観たいからセンターに飛ばそうよー」って言っても、無理な注文。
今日の投手はなかなか打たせてくれないのだよ。

方や、盗塁ばかり許すカツノリ。
「最後なんだから一回ぐらいさせよ！」と後ろからのオヤジ野次。
そのとーりだと思わず拍手のわしら。

２回３回……５回と盗塁を許されるとオヤジも苛つき出したか、
「カツノリーーーーいい加減にしろーーー！」と怒鳴る。

２回目なんてショートの頭越えたから。お笑い野球。

「何回目ですか？」とＴＫ君が質問。スコアブックを数えると「５回」。
………をいをい（呆）。

流石に６回目ともなるとカツノリの返球もコースを捕らえだす（？）。
９回裏でのサブロー盗塁時は、微妙な判定。
観客（内野はほぼオール楽天ファン）も「ええ〜〜〜〜？」とブーイング。
「２塁塁審は○○じゃないよな？！」とツバミナも騒ぐ。

先ほどから怒鳴っているオヤジもこれには同情したか、

「カツノリ！大丈夫っ！今のはカウントじゃないぞっ！」
「５マイナス１だからな！！！」

おっさん、おっさん！計算間違ってるっ！！
「盗塁６−１」が正解っ！（泣笑）

しかし。
盗塁で進塁した選手で得点を上げられない
ソロホームランで得点を上げるロッテもまた今季の【貧打】を象徴させられた。

いい意味で「投手戦」悪い意味で「貧打戦」

でも、これは良い解釈で「投手戦」と思う。
直行の完投勝利。文句なしでエースらしい投球を観ました。
これをあともう３回ぐらい出来ていれば、ＰＯってことなんでしょうが。
たらればは禁句なんですけど（苦笑）。

最後の最後、面白い試合を観たって感じかな。
感動もした。人が凄かったけど試合は良かった。
来年の楽天の目標が、

『最下位脱出』

分かりやすくていいですな（拍手）。



追伸：
カラスコ、帰ってきましたねーっ。
威風堂々の曲とＦＩＦＡかセリエＡの曲ですかい（爆）。
…ところで、手羽先は何処で食えたのでしょう？

クラッチのパフォーマンスの高さに驚きです。
狗鷲だから高いとこ怖くないのかなぁ…観ていてドキドキしたよ。