
『人間は他者評価で生きている』
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2011年03月17日 00:27 visibility298
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『人間は他人の評価で生きている』
これは野村克也氏の言葉です。
論語にこうあります。
『己れを知ること莫き(なき)を患えず、知らるべきを為すを求む』
これは、己を認めてくれる人がいないことを憂える。そうではいけない。人から認められる力をつけることを求めなければなりません、という意味です。
他人の意見は関係ない、自分の考えだ大事だ、
よく聞く言葉です。
この言葉も私は重要だと思います。
しかし前述の他者評価の重要性とは時期が違うのです。
まず何かの行動を起こそうとしたりする時、
いわゆる決意をするときは『他者評価よりも自分の意見、考え』これが優先だと思います。
しかし野村さんが言っている他者評価の重要性は、何かをした後、または途中の状況でのことです。
そこでは必ず他者評価を重要視しなければなりません。
でなければ単なる『自己満足』で終わってしまいます。
現在ボランティアで被災地に行ってる方、行こうとしてある方がおられると思います。
行くと決意するのは自分です。如何なる理由でも自分が決めたのですから行くべきだと思います。
しかし、行った後に、他者の意見を聞かないと、その行動は本当に行ってよかったことなのかは分からないのです。
それが分からなければ、今度同じようなときにどのような行動をすれば他者評価が上がるのかも分かりません…
何度やってもうまくいかない人っていますよね…
そういう人は大体『他者評価』を無視しています。
それは『成長』していない、ということと同じなんです。
『成長』するには『他者評価』これが非常に重要だと思います。
『他者評価』を聞くのはかなり勇気がいります。
私は主催するセミナーは全てアンケートをとります。これも『他者評価です』
『他者評価』をしっかりと受け入れて、次の段階に進まないと、ただの独りよがりとなってしまいます…
野球の練習も同じです。
どんなに自分のやっている練習がいいと思ってやっていても、その練習の結果、どのような状態となっているか、他者に評価してもらう必要もあるでしょう。
自分がどんなにいいボールだと思っても、いつも捕っているキャッチャーからしてみれば、前より良くない、と言われれば、それは良くないボールなんです。
打たれてしまえば、それは良くないボールなんです…
また次の練習を考えなければならないんです。
成長するにはいろんな勇気が必要ですが、
『他者評価』を聞き入れる、『勇気』と『素直さ』
これが非常に重要となります。
皆さんも是非『他者評価』から逃げないように頑張っていきましょう!!!
もちろん私も!!!
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- 事務局に通報しました。
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