球威。

皆さんも経験ないだろうか。

例えば先日の金刃や高橋尚。

「スピードガン表示は142、3キロだが見た目は148キロぐらいに見えるなぁ」って感じること。

その逆で、

「スピードガン表示は150キロも出てるけど、どうみても145キロ以下でしょ」って感じること。

スピードガンがそれほど正確なわけではないが、我々は今までの経験上150キロはこれぐらいってことを感覚でわかっている。あくまで人の感覚なので「思いこみ」という危険を多分に含んでいるが、上記のような違和感をはっきり感じるときは、思いこみの範疇を超えた大きな部分で感じていると思う。

要するにそれぐらい大きな違和感であるということだ。

この違和感。テレビの解説者には「球威」があるかないかの一言でかたづけられてしまう。

じゃあこの球威ってなんなのか?

球の勢いって言葉では単純すぎる。もちろんそれで納得できる面もある。
何故なら言葉通りだからだ。勢いがあるから実際より早く見えるし、勢いがないから実際より遅く見える。

しかし、実際のボールには何が起こっているのか?球威のあるときとないときで投手にはどのような変化が起きているのだろうか?
また、どうしてその勢いの有る無しは球速に反映されないのだろうか?球威=ボールが前に進もうとする力=球速という公式はどうして成り立たないのだろうか?

一度江川当たりの意見を聞いてみたいものである。

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