プロ野球の開幕日は？

3月15日、プロ野球の緊急理事会を開き、開催日の審議が行われましたが、
予定通り開催か延期か、セ・パで意見が分かれたそうですね。

仙台を本拠地に持つ楽天が所属するパ・リーグは延期を、
予定通り開催を強く希望する巨人を中心にセ・リーグが25日開催を、
と意見が分かれ、両リーグ別々開催、という流れになりかけたものの、
コミッショナーの差し戻しで決定は先送りになったようです。


また、選手会側からは、開幕の延期を強く要望。

新井選手会長は代表して、

「時期的に今開幕していいのか。延期すべきではないのか」

「状況が状況。まだ見つかってない方もいる。
現在進行形ですからね。停電の中で、ばく大な電力のかかるナイターを、
僕たちが煌々（こうこう）とやれますか？」と訴えました。

http://www.daily.co.jp/baseball/2011/03/16/0003870088.shtml


選手のこういう意見は多く聞かれ、ダルビッシュ投手の、
「こんな状況下で、ボール投げたり打ったり出来ない。」

阪神・久保投手も「野球のことは考えられない。」
という発言もありました。


私は決してそういう事が良いとか悪いとかではなく、
プロ野球選手の気質、というのも随分変わったなあ、という印象を受けました。

1994年阪神大震災の際に印象深かったのが、故・村山実氏が、
「野球をやってる場合じゃない。高校野球は中止、プロ野球は延期すべき。」

という意見を述べ、結構反感を買ったことを思い出します。


あの時は野球をやって欲しい、という世論も強かったし、
選手側も「僕たちは野球をやるのが仕事。みんなを勇気付けたい。」
という意見がが多かったように思います。


勿論、あの時は震災がおこったのは1月17日で、期間に余裕がまだありましたし、
電力的な問題は今回ほどではなかった、という条件の違いはありますが。。。


繰り返しますが、私はそれが良いとか、悪いとかという意見ではなく、
時代性の相違、というものを感じました。


話は戻りますが、選手側の意見や、コミッショナーの差し戻しで、
恐らく、セ・パとも開幕は延期になるのでは、と私は予想します。

私は、1週間ずらすなら、4/1〜の日程としてその前の日程は中止扱いに、
そこでも難しければ、また4/8〜にすればいいんじゃないか、と思います。

開幕が上位フランチャイズ球場ではない、とか出てくるでしょうが、
そんな細かい事は良いんじゃないでしょうか。



ともあれ一日も早く、野球を楽しめる環境になって欲しい、と思います。