ドイチュ日記22

  • KazuKi
    2011年12月06日 21:18 visibility59

旅行(その9)



今回は日帰りのベルヒテスガーデンです。




ここはヒトラーの別荘、岩塩洞窟、ケーニヒス湖に古い教会があるということで有名ですが、ヒトラーの別荘は10月で閉まってしまうので行けませんでした。


最初に向かったのは岩塩の洞窟です。そこへはバスが出ているという情報があったのですが、やはり冬季は本数が少なく、2時間から3時間に1本ということだったので、歩いて向かうことにしました。



どこか日本を連想させる風景です。川の色が不思議でした。でも綺麗!


 


30分ほど歩いて洞窟に到着しました。料金所でお金を払おうとしましたが、カードは使えませんでした。外にある自動料金機だと使えるみたいだったので、そこでチケットを買おうとしたのですが、表記がドイチュ語だったので、受付のおばちゃんに操作してもらいました。軽く笑われました。


洞窟の内部にはつなぎを着なけばいけません。エントランスを抜けるとつなぎ貸し出しコーナーがあり、サイズを言わないでもそれぞれにあったつなぎを用意してくれました。サイズはぴったりだったので、ベテランさんは違うなと思いました。



ちょっと暗くてわかりにくいかもしれませんが、気分は車の整備士です。


 


洞窟の奥にはトロッコを使って移動するのですが、それが30分に1本で、僕たちはあと2組というところで次のトロッコに回されました。もう少し早く並んでおけばよかったです。



椅子にまたがって乗ります。サイドに手すりが付いていないので、ちょっとこわかったです。そして意外と洞窟の穴が大きくないので、圧迫感がありました。背の高い人はぶつかるんちゃうかな。


 


洞窟の中は少し寒かったです。移動はガイドさんが案内してくれて、説明もあったのですが、ドイチュ語なのでわかりません。そんな人のためにいろんな国の翻訳機がありました。時々動かないのはご愛嬌。ところどころで滑り台をおりたり、船に乗ったりと、充実なツアーでした。



これ池なんですが、天井の岩が下の水に写っています。この池は実は塩が含まれています。塩を取るときに一度水を入れて溶かし、そのまま吸い上げて吸い上げた塩水から水を取り除いて塩にするんだそうです。


 


ツアーが終わってお土産屋さんでお塩を買いました。そのお塩、フライドポテトに良くあいます。また行ってきて買おうと思いました。マメ知識ですが、ドイチュではフライドポテトはポメスといいますが、フライドポテトでも通じることは通じます。しかし、カナダではフライドポテトは全く通じません。フライドしてるポテトだから通じそうなものですが、フレンチフライと言わないとだめです。こちらの意図を少しはくんでくれればいいのにと思いますが、異国の地で異国語を話せないのも悪いのですけれどね。


近くのレストランで昼食をとり、次に向かうのはケーニヒス湖。例によってバスが少なく、ベルヒテスガーデン駅まで歩いて戻り、そこから30分待ってバスに乗って行きました。流石にここは歩いてはいけない距離でした。



サンドウィッチ的なものとシュニッツェルです。シュニッツェルが特においしかった!


 


遊覧船に乗るためにチケットを買いました。どうやらちょうど今日で終わってしまうみたいで、かつ最終の便だったので、運がよかったです。



僕らの乗った船です。なかなかの乗り心地でした。


 


船からの景色はいい眺めで、船長さんが途中で運転を代わってくれたりもして、なかなかいいサービスでした。教会へは10分ほどしか滞在できなかったのですが、まぁそんなに長時間いられるところでもなかったので、不満はなかったです。正確には5分と言われていたのですが、そこはスパニッシュをはじめとする諸外国の方々が時間を守るわけありません。最終的に15分ほどの滞在をしてその場をあとにしました。



船を操縦しました。他のお客さんも操縦してました。途中からまっすぐ進んでなかったですけどね(笑)。


 



教会です。


 



湖の真ん中からの風景です。綺麗でした。


 


日帰りにしてはいっぱいいっぱいのスケジュールでしたが、満喫できてよかったです。バスとか電車がもう少しかみ合ってくれればもっといいのですけどね。




今回はこれでお終いです。次回は旅ではなく、近況的なことを書いてみます。











































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