
野球人口の9割は草野球
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スフィ
2008年05月13日 04:30 visibility3487
とある本の文章である
いくつ当てはまる部分がありますか?
普段の活動を思い出しながら読んでみてください。
野球にエラーはつきものとは言うが、草野球とエラーは一心同体だ。エラーあり、暴投あり、押し出しあり、これに珍プレーと大爆笑が加わって、結果的に14対12くらいのスコアで、勝ったのか負けたのかわからないような大味な試合のほうが楽しい。
もちろん、試合をするからには勝ちたいという気持ちは私にもある。だが、勝つためだけに野球をやっているかと言えば、答えはNOだ。強いチームをつくることが目的ではないのだ。私はただ、野球をやりたいだけだ。プロでもノンプロでもなく学生野球でもない“草野球”という野球を。
ダイヤモンドに散るナインは、玉石混淆だ。誰もが目を見張るプレーをする選手もいれば、目も当てられないプレーをする選手もいる。思いもしていなかったダブルプレー成立に驚喜し、たまたまライト前に飛んだ振り遅れの打球を“見事な流し打ち”と自己満足に浸る野球が草野球だ。一死満塁、一打逆転のピンチに前進守備体系を敷き、サードゴロのホームゲッツーで切り抜けたりでもしようものなら、その話題だけで三時間は打ち上げが盛り上がるというものだ。
打球が飛んだらオールヒットというライトが初めてライトフライを捕球したとしよう。ベンチは間違いなくやんややんやの大喝采で彼を迎え入れるに決まっている。そうすれば、次は念願の初ヒットに意欲を燃やすはずだ。だから私たちは彼を起用し続ける。そのために何連敗したって構いやしない。大いに負けてやろうじゃないか。
負けても負けても楽しい野球なんて、草野球以外にありえない。それが草野球の草野球たる所以であり、草野球にしかない醍醐味なのだ。
なかには、私が生まれる以前から続いているような老舗チームもあれば、ノンプロ顔負けの、信じられないほど高いレベルを誇るチームもある。毎年五十試合以上を消化する草野球狂集団も知っているし、年に一度できるかどうかという試合を楽しみにしているひとだっている。たとえ年に一度しかボールを追う機会がなくても、ユニフォームがふぞろいでも、やっているのは草野球だ。うまいも下手も、経験者も未経験者も、あなたも私も、全てひっくるめて“草野球人”なのである。
東京都には区が主催するリーグがあり、トーナメント大会がある。訊けば、それぞれ三部ないし四部まである区のリーグに、平均して二〇〇〜二五〇のチームが加盟しているという。これを23区に置き換えてみれば、その数はゆうに四〇〇〇チームを超える計算になる。それだけで日本高野連加盟の野球部数に匹敵する数だ。
だが、私の認識では、おそらくだがリーグ未加盟のチームのほうが多いはずだ。その数をほぼ同数と見積もっても、東京23区だけで八〇〇〇以上の草野球チームが存在することになる。これを都内全域、さらには全国規模で考えたとき、チームに二十人のメンバーが所属していたら、日本の草野球人口はどうなるのだろう。
プロ野球の人気低迷なんかどこ吹く風だ。
グラウンドに行こう。
見ているだけじゃ物足りない。野球は、やっぱりやるものだ。そうは思わないか。
そして、草野球をやっているあなた。
草野球を楽しんでいますか――?
これを読んでいくつ同感できるだろうか。
私はほとんど同感することができた。
草野球の世界に足を踏み入れて3年を超えるが未だにすべてを把握できない。
いや、全てを把握できる人はいないだろう。
だが、何も全てを把握する必要はない。
雨に負けずに、日常を忘れ試合をする、これだけでいい楽しさが草野球にはある。
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