
複雑な最終戦
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まっちょ
2012年12月02日 21:55 visibility127
8戦勝ち星のないジュビロ。
前節大宮戦の時の選手、試合後の選手の表情を見て、辛さが伝わってきた。
でも、だからこそ、最終戦は絶対に勝ちたい!絶対に勝つ!!と、試合が近づくにつれて
気合が倍増し、個人的には気持ちが吹っ切れた。
相手は最終戦まで残留争いに巻き込まれたガンバ大阪。
スタジアムに着くと・・・・すごいガンバサポーターの数。
気合が伝わってくる。
注目度の高さもメディアの数を見ればわかる。
もちろんその殆どはガンバの取材であって、ホームチームであろうと我らジュビロではない。
試合が始まってガンバが目指すゴール、つまりジュビロの自陣ゴールに向かうカメラマンの数でもそれはわかる。
でも、相手がそんなガンバであろうと、こちらも負けるわけにはいかない。
これからのチームを考えても、ここで勝つのと負けるのとでは大きく差が出てしまう。
前日のラジオで放送されたハチのコメント。
「ガンバにとって悪者になっても、ジュビロのヒーローになりたい!」
このコメントと同じように、
「ガンバにとって悪者になっても、絶対に勝ちたい!」
ジュビロ関係者の殆どがそう思っていたはず。
キックオフ。
試合が始まって前節までとのチームの違いを感じた。
相手選手の間にポジションを取り、動きながらボールを受ける選手たち。
2列目の選手たちも変な形でボールを奪われることなく、ドリブルで相手をかわし仕掛けた。
それが出来るのも、前田にボールが収まるからこそ。
大宮戦でイライラしていた松浦が、何だか楽しそうで[d140]
ここ数試合に無かったジュビロの形がこの試合では見られた。
前半、ラッキーな形ではあったものの、前田のゴールで先制。
後半倉田に見事に左サイドを突破されて1-1。
その後もガンバにチャンスを作られるものの、体を張ったシュートブロックやハチのセーブで粘りを見せる。
前田はもちろん、松浦や山ちゃんもボールを奪われればディフェンスに走った。
途中から投入されたゾノや康裕からも前向きな気持ちの強さを感じた。
後半40分、その康祐が右サイドで勝負。見事な切り替えし。
そのプレーが起点となり、小林のスーパーゴールで勝ち越し。
そのまま今シーズンのリーグ戦が終わった。
やっと勝った。
ホッとしたし、素直に嬉しかった。
この勝利がチームが上向くきっかけになってくれると信じたい。
まずは次、天皇杯で鹿島相手にまた形をつくれるのか・・・・・。
頑張れジュビロ!!!
そして・・・・・・
我らジュビロが勝利したという事は、ガンバ大阪のJ2降格が決定したという事。
自分たちが降格するのは泣く程嫌だけど、相手チームの降格が決まるというのも嫌なもので・・・・・。
試合後、スタンドから動けずにいるガンバサポーター・・・・・・
久しぶりの勝利に、本当なら「勝利は続くよ」を歌いたいところだけど、今回ばかりは
流石にガンバーサポーターを前に歌う訳にはいかない。
気持ちはガンバコールをしたいところだけど・・・・・そんなことされても逆にガンバサポは悔しいだけなのかもしれない。
というのは私の気持ちで、プログレッソがどんな考えでいたのかわからないけど、
ジュビロサポーターはあえてガンバに触れずにいた。
ホームゲーム最終戦ということで、社長と監督の挨拶。
挨拶の前にジュビロサポーターだけでなく、ガンバサポーターにも深々と頭を下げた森下。
森下も言葉ではガンバに触れずに挨拶を終えたけど、ガンバ大阪への想いは間違いなくあるはず。
ガンバが一年でJ1に復帰すると信じています。
というか、私は2014シーズンのガンバ大阪が怖いとすら思っています。
一年間、ステージは違うけど、精一杯戦いましょう。
- 事務局に通報しました。
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