公開説教

今月発売のＪリーグサッカーキング　11月号。

ジュビロ特集です。

ミチくんもブログで宣伝してます[d140]

『ジュビロ魂！』

これ、名波×大記・松浦、名波×前田・駒野とか、福西×康裕の対談だったり、

ゴンちゃんや俊哉のインタビュー、それからゴン・俊哉・名波・秀人・フクのトークショーのお話が載せられていたりと、ＯＢたちがたくさん参加してくれています。

で、それらの内容を一言で表すと・・・・・名波本人も本誌の中で言っていますが、

「公開説教」です。

一発目のゴンちゃんのインタビューから始まり、対談での名波、フクちゃん。

そしてトークショーでの５氏。

読んでいて笑ってしまう程説教してます[d223]

ただね、愛のあるお説教なんですよ。

ＯＢたちのジュビロ愛もビシビシ感じるし、今の選手たちへのエールの気持ちもビッシビシ感じるんです。

「ピッチで戦ってるのはお前たちなんだ。お前たちがやるんだよ！闘え！」ってね。

まぁ、ちょっとイライラというか、歯がゆい思いもしてるんだな・・・っていうのも垣間見えますけど[d223]

（いや・・・・ちょっとどころじゃないかも・・・・・）

それと同時に、名波と前田・コマ・大記・松浦の対談を読んでいると特になんですけど、

ジュビロが今の位置にいる理由が分かる気がします。

練習で声が出ていないのが気になっていた私ですが、やっぱり十分なコミュニケーションは取れていないし、

自分の意見を選手一人一人が出し切っていないんですね・・・・・。

２点リードで折り返したのに結局２－４と逆転負けしたあの新潟戦。

「入り方だけ注意しよう。」そう声掛けをして後半に入って行った選手たち、でも名波にしてみたら

もうそこに問題があって、どう注意してどういう戦い方で入って行くのかを明確にするべきだと。

事実、対談記事を読むとあの時の前田と大記は真逆の事を考えてる。

そして大記のこの一言。

「今では誰かがパッと言った意見が『そうだよね。』となりがち。」

「思った事を言うけど、立場の違う人がどんな意見を持っているのかが見えないまま進んじゃうことが少なくない。」

これじゃあ一致団結なんて出来るはずない。

局面局面での出し手と受け手の２選手同士の意見のすり合わせは出来ていても

３選手・４選手が絡んだ時、そしてチーム全体としてのすり合わせは出来ていないという事ですね。

正直、これらを読んで崩れ落ちていく気持ちになりました。

試合を見ていて、今のチームの状況はある程度予想は出来ていたんですよ。

いつになっても甘さが消えないし、ゴールシーンを見てもセットプレー以外のゴールは狙い通りの

攻撃で取っているようには見えなかったので・・・・・。

ただね、こうも選手たちの口からこんなチーム状況を聞かされてしまうと・・・・・キツイです。

でも、崩れ落ちて終わりではありません。

名波の話を読むと、本当に細かい事まで話をしていますので、それを聞いた選手たちがどうしていくのか、まずは残りの８試合で見て行こうと思います。

ＯＢたちの愛のあるお説教を素直に受け入れ、自分たちの中で消化し、モノにし、行動に移せたら、チームはがらりと変わるでしょう。

あのＯＢたちだって、ドゥンガやファネンブルグ・スキラッチ・オフト・フェリペたちから説教や指導を受け、それらを吸収してあそこまで行ったのですから。

もう一つ、ワールドユースで準優勝し、シドニー五輪で決勝Ｔ進出した日本の黄金世代の彼らもスポンジのように色んなことを吸収していた印象があります。

周りの意見を「うるさい。」と受け入れずに拒否するだけなら、きっとそのチームの成長はないでしょう。

一つ気になるとすれば、松浦はちょっと悩んでいるのかな？

それは大記も性格上の違いがあるから松浦ほどには見えないかもしれないけど同じなのかも？

そう考えると、彼らの世代は同じようにプレーに関して悩んでいる選手は多いのかも？

と考えると、ベテランの力が今のジュビロには本当に大きいのですが。

噂では、ベテランたちもチームをまとめるために行動は起こしてくれているようですね。

名波×前田・駒野の対談が行われた後の柏戦で１０試合ぶりの勝利。

でもその次の鹿島戦ではあんな試合・・・・・・。

なかなか一気に変わる事は無いかもしれないけど、チームは今もがき、悩み苦しんでいます。

サポーターはそんなチームを必死に応援するだけです。

頑張れジュビロ！！頑張ろうジュビロ！！！

さぁ、明日・・・いや今日はセレッソ戦！！！

あ、松岡の「どういう結果が待っていたとしても、ジュビロに残りたい」発言、嬉しくて涙がちょちょぎれます[d136]