
Orvieto(オルビエート)へ
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瀬戸真司2013年02月04日 07:16 visibility11
先週は試合がなかったので
1月26日(日)にイタリアで1番最初に寝泊まりをした
オルビエートに遊びに行ってきました。
僕の住むフォルリからオルビエートへは
電車で4時間ぐらい。
今僕の住んでいるところは日曜日はバスが出てないため
社長の息子に朝から迎えにきてもらって駅まで送ってもらいました。
駅に着いてチケットも買って
さぁ出発だぁーっ!!と電車を待ってました。
イタリアの駅は基本出入り自由で電車に乗ってからチケットを見られます。
電車の区間によってはチケット見回りの駅員が来ないこともあるので、
無銭乗車はできなくもないです。
(もちろんそんなことはしませんが。)
ただ、チケットを持っていてもチェックされなければ
チケットを払い戻しすることも可能ですし、
また次に使うこともできるんです。
それを防ぐために乗車前に駅のそこかしこにある機械でチケットにスタンプを押します。
その印なしに乗車しチケットを提示すると罰金が課せられてしまいます。
例えスタンプをし忘れたとしても。
結構な額だそうです。
電車を待っていましたが、
そのスタンプを忘れてて押しに行ってる間に電車が到着しました。
なんとか間に合いその電車に乗って一安心しました。
が、何か違う気が...。
その時点では気付かなかったですが、
目的の方向を逆方向の電車に乗っていたんです。
スタンプを押しに行っていたので
アナウンスも聞けず、どっちから来た電車もわからず乗ってしまったのが間違いでした。
イタリアの電車は1番ホームがどっち行きとかほぼ決まってないので、
同じホームの同じ車線に1本違いで逆方向に向かう電車が到着したりもします。
2駅目で完全に違うと気付き降りました。
ただ、降りた駅が小さい駅で電車が全然停まらない最悪の駅でした。
紙の時刻表が駅に一応あるので確認したら
1時間半後ぐらいにあるだけ。
あぁ〜終わった。
心の中で呟きました。
ただ、待っててもと思いかすかな可能性に賭け
駅員のいる場所を探しましたがチケット売り場は自動で無人駅でした。
が、ただ1人電車を待ってるおじさんに
事を話したら助けてくれて、
しかも、30分後ぐらいに電車もあって
とりあえずフォルリまでの戻りのチケットを買って
電車を待ちました。
電車が来ましたがまたまた逆方向。
電車に乗ろうとしてる違う人に話しかけ
フォルリに行きたいんだけどと話したら
「これに乗ってもう1つ先の駅に行けばフォルリに行く電車に乗れるよ」と教えてくれました。
もうヒヤヒヤです。
イタリア生活2年目でだいぶ言葉を理解できるようになっているから
なんとか対処できました。
駅に着いて、駅のチケット売り場直行。
フォルリに向かう電車の時間まで15分ぐらいあったので
チケット売り場の駅員に事を説明し
チケットを変えてもらいました。
乗る電車が特急電車のようなものなので
席とかもあります。
イメージ的には世界の車窓からの
電車ないのイメージです。
なんとか自分のミスから起きたアクシデントも乗り越え
本来の到着時間から2時間遅れで無事オルビエートに着きました。
オルビエートでの目的は
Fリーグの神戸、大分に所属していた藤川朋樹のサッカーの試合観戦。
彼はイタリアでフットサルではなく
サッカーでプロ契約でプレーしています。
試合はホームで0-1で負けてしまい、
内容もお世辞にもいいとは言えなかったです。
チームの方針で両サイドサイドハーフは
ディフェンシブ過ぎるぐらいのポディション。
ボールもほとんど回さず蹴る。
グラウンドがスリッピーだったのもあるけど、
朋樹の魅せ場は数回でした。
試合後に話しをしましたが、
チームの方針だから...とやりきれない感じでした。
今回オルビエートに集まった中に
中村 章(あきら)くんもいました。
彼はセリエBのポッジボンシというチームに所属しています。
ポッジボンシは僕もトライアウトを受けましたが来てくれとは言われませんでした。
今はグループAで中間位のチームです。
朋樹の試合後にオルビエートに集まった日本人でレストランに行きました。
そこで食べたり飲んだりして色んな話しをしました。
そして、今の自分の状況は恵まれた環境なんだとも思えました。
感謝の気持ちも薄れていたし、
大事なことを思い出せました。
夜は久しぶりに1人で過ごすことができ、
誰にも気を遣わずに自分のタイミングで寝ることもできました。
それがこんなに気持ちがいいものかとも思いました。
日々の生活の中で少なからずストレスを感じ生活し、
そのストレスの無い生活がどれほど素晴らしいことなのかを感じました。
オルビエートに行って
忘れていた事を思い出せたのは自分にプラスになりました。
リフレッシュにもなりました。
閉じこもっててもいいことはありませんね。
今後は適度にリフレッシュもしよう。
心の余裕も生まれるし。
帰りはミスもなく無事に帰ってこれました。
写真は朋樹がカメラマンで撮った
オルビエートに集まった日本人です。
写真で僕の右にいる変顔しているのが中村 章くんです。
みんなに負けないぐらいの活躍するぞーーっ!!
ではでは。
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- 事務局に通報しました。
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