滑率

今日は首位打者と一緒に帰りました。

彼は、我がアルバトロスのメンバーの一員なのですが、只今9打数ノーヒット、打率0割0分0厘です。
彼いわく、こないだ助っ人にいったときには、ヒットを二本放ち、そのうちの一本はレフトオーバーだったというのです。
が、私ならびにメンバーの一人を除く全員が、そんなことは有り得ないと言っています。
それもそのはず、彼が今までの打席で外野に飛ばしたのを一回も見たことがないのです。


そんな人がどうして首位打者ですかって？
彼は滑率の首位打者なのです。
まあ、言うところの滑り散らす人ということです。
今日の帰りだけで、6しゃべり5滑りという抜群の成績をだしてくれました。

こんなやつですが、我々のチームには欠かせない男なのです。
最初サークルを作ると言ったとき、いち早くメンバーになり、たった2人だったサークルから、今では9人で野球が出来るようにまでなりました。これも彼のおかげだと思っています。
人の面倒がりそうなことを、渋々といった感じではありますが、引き受けてくれたり、部長のわがままを聞いてくれたりと、本当によくやってくれています。
次の試合では、全打席全ホームランぐらいしてくれるでしょう。




彼は私たちが他のチームに誇れる優秀な副部長です。