ちょっとイイ話5 江夏豊と奪三振記録

江夏豊と言えば、色々なエピソードが思い浮かびますが、やはり奪三振記録ですね。(*^_^*)


有名なオールスター戦での9連続奪三振は今でも破られていませんね。


さて、そんな江夏投手の記録の1つにシーズン奪三振記録があります。


1968年9月17日(私が文字通り青二才の頃ですね・・・笑)の阪神-巨人戦、
それまでの日本記録は稲尾和久のシーズン353奪三振でした。

この試合の前に、江夏投手は新記録をライバルの王貞治から奪うと宣言していました。


そして王貞治からタイ記録となるシーズン353個目の三振を奪いますが、
実は江夏はこれで新記録だと勘違いしていました。


ベンチでそれを指摘され、その後の打者を全て意図的に三振以外の凡打で打ち取り、
再び王貞治の打席で新記録となる354個目の三振を奪うという離れ業を成し遂げたそうです。





後に江夏は、こう話したそうです。


「8番の森祇晶と9番の高橋一三から、いかに三振を取らないか苦心した。」

特に高橋一三をツーストライクと追い込んだ場面は困ったそうです。(笑)


尚、この試合では、延長12回裏に自らサヨナラヒットを打って勝ち投手になっています。



結局、このシーズンの奪三振記録は401まで伸びて、
これが現在のシーズン最多奪三振の世界記録にもなっています。(゚Д゚)






江夏投手のこだわり、ちょっとイイ話ですね~。













































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