ちょっとイイ話21 平田勝男と送りバント

ども。


日記ネタがそろそろ厳しくなって来ました。(笑)


 


 


と思っていたら、


先日の日テレ系「人生が変わる1分間の深イイ話」で


感動的な話がありましたので紹介します。


 


 


 


 


平田勝男選手と言えば、


華麗な守備でファンを魅了し、80年代の阪神を支えた名選手です。


 


 


そんな平田選手の代名詞は送りバント。


 


 


阪神タイガースが21年ぶりに優勝した1985年に


1試合4犠打という日本記録を樹立しました。


 



自分を犠牲にして味方のランナーを次の塁へ送る送りバント。


 


平田選手は、この時期のタイガースには無くてはならない


貴重な脇役としてチームの勝利に貢献してきました。


 


 

しかし、そんな平田選手も1994年についに引退を表明します。


 


 


そして迎えた引退試合では、


平田選手の最後の勇姿を見ようと甲子園球場には


大観衆が詰め掛けて超満員でした。



そしてその中には、平田選手の息子さん達の姿もありました。


 


 


試合前の記者会見で、


平田選手は自分の息子達が公園で野球をする時に


父親を真似してバントの構えをすることを気にかけていました。


 


野球は本来打つことが面白いのに、


自分の息子達にはあまり良い影響を与えていないのではないか。


 


だから、今日だけは、


「お父さんも打つんだってのを見せようかなと。」


 


 


 


そして試合は広島の1点リードで進む中、
阪神はノーアウト2塁で絶好の得点チャンスを迎えます。


 


そしてバッターボックスには、


現役最後の打席となる平田選手が登場しました。


 


 


「プロ13年目、平田が万感の思いを込めて右のバッターボックスに入ります。」


 


 


ベンチのサインは当然「打て」でした。


 


 


最終打席にタイムリーヒットでも出れば、


感動の名場面となるでしょう。


 


 


 


そして、結果は・・・?


 


 


 


平田選手は、ベンチのサインを無視して


何と送りバントを決めました。


 


 


「1点負けていたので自然とバントしてました。」


 


 


そして平田選手が送った選手が次のヒットで生還し


阪神は同点に追いつきました。


 


 


 


現役最後の打席でも脇役に徹した平田選手。


 


 


 


この話は全員一致で「深イイ話」に認定されていましたね。(*^_^*)


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


(^_-)-☆

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