ちょっとイイ話２７　栗原健太とＷＢＣ追加招集

前回に続き、２００９年の第２回ＷＢＣの話題です。
（って、ボクシングじゃないよ・・・クドい）




大会期間中、横浜ベイスターズの村田選手が肉離れして離脱することになりました。


この時、即座に広島カープの栗原健太選手が追加招集されました。


その理由は・・・




大会前の最終選考の代表合宿で、栗原選手を含む５人の選手に落選通達が行われました。



代表監督の原監督は栗原を呼び、

「今回は外れることになったが、お前は将来日本の４番を打つ人間だ。」

と激励しました。





他の落選選手が、すぐに代表キャンプを離れる中、栗原は最後まで残って特打ちを行っていたそうです。



落選しても、その日が終わるまではまだ代表の一員である、そんな気持ちだったのかも知れません。




この練習に対する姿勢を見ていたため、原監督は村田負傷後即座に栗原の追加招集を決めたそうです。




栗原選手は、慌しい日程の中、試合では3打数で2三振1併殺と結果を残せませんでしたが、
こうして胸を張って、優勝メンバーの一員となりました。
















('-^*)ok