【サッカー 甲府】 難波の中心でJ2を叫ぶ(少しタイトル考えれば良かった)



 先週の日曜日、長駆福島から駆けつけたアイスタ、後半からしか観戦応援できずにチケットの代金半分かえせよ、と言いたくなる体たらく。広島に3失点を喫す。それで愛想を尽かしたわけではないが、今回は等々力ではなく長居に出没。とはいっても、事前に夜行高速バスを押さえていたため勿体なく出かけた次第。

 連休であるが渋滞もなく、7時前には大阪梅田に到着。開始まで、間があることから、大阪港天保山やら、難波宮跡を散策。なにも知らずに寄ったNHK大阪放送局は局舎内を公開中。NHK連続ドラマ、「マッサン」のスタジオセット公開やら、関西ローカル番組で原田伸郎さんが来てたり、バグパイプの演奏があったりの大賑わい。

 写真はマッサンのセットの様子


 そいや、連続ドラマの花子とアンがマッサンに変わり、これはちと風向きが悪かろうに。

 

 

 地下鉄を天王寺で乗り換え目的地長居に着いたのが11時すぎ。もう入場が始まっているところ。今日はキンチョウでなくヤンマーのほう。

 

 スタジアムに入れば、そこでは見知った顔がそこかしこ。お久しぶりのビールで乾杯。フードコートは再入場で出入り自由ではなく、スタジアムからの出入りのみに変わっていたが、ネギたっぷりのたこ焼きに舌鼓。レンジでチンとはわけが違う。

 


 さてゲーム評。

 甲府のゲームをみるのは9月末のニッパツ三ツ沢以来、一月以上間が空いている。

 ゲーム中盤、そりゃないよってな具合の痛恨のパスミス。ホントどフリーで相手にボールを渡し、それを落ち着いて決められたとき、こりゃ、このゲームアウエイだし勝ち点1で御の字かなと思ったのも偽らざる心境。

 それが後半、俄然ゲームが動き出す。クリスティアーノをその位置で使うかと思わず唸ってしまう采配。それがピタリと的中。そのクリスがファールで止められ、FKを盛田が捉えての同点弾。ここで浮かれることなくゴール裏は応援を続ける。

 またもやクリスが倒されるがこれは家本さんが流す。家本さんと審判の発表があった時、スタジアム全体をつつむ嘆息。だが、氏は基本に忠実。忠実すぎて見えなくなる典型。後方から見たらシュミレーションととられても(でも違うような)。その直後。またもや阿部がつっかけられる。一度あっても二度はないよとPK。それを、臣が決めて逆転。そしてゴール裏はプロポーズ大作戦の大合唱♪

 そして保坂の3点目。C大阪は意気消沈。甲府のゴール裏は♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦


 エンドレスに続く♪甲府の男なら 魂込め闘え 富士の山のように 雄々しく闘え ヴァモ甲府 ヴァモ甲府 ヴァモ甲府 ヴァモ ヴァモ甲府♪ この応援で雄々しく闘えまで中腰やかがんで、ヴァモとなったら弾けてジャンプするとは初めて。きっとこの一月の間に変わっていたにちがいない。

 

甲府のチャントはエンドレス。♪甲府の男なら 魂込め闘え 富士の山のように 雄々しく闘え   ヴァモ甲府 ヴァモ甲府 ヴァモ甲府 ヴァモ ヴァモ甲府♪それは終了のホイッスル、選手が下がるまでないやまない。

 


 
 
 KOUKAKUFIVEの直接対決。アウエイに乗り込んでの勝利。実は長居はゲンの良い場所。J1でのセレッソ戦、ここで甲府が負けたことかない。必ず勝ちか引き分け。勝ち点を持って帰ることのできる場所。幾分これで楽になった。あと3ゲーム、勝ち点3あればなんとかいける位置にきた。
 
 ミスさえなければ負けないチーム。勝ち点1を3つ積み上げるだけでも。次節広島も天王山。のるかそるかの大一番。



さて長居をあとにし、ミナミ、日本橋界隈をウロウロ。歌に名高い宗右衛門町。この街の雑居ビルが第二の目的地。「燃えろJ2党」の開催場所。燃えろJ2党は、要はサッカーことに下部リーグに主眼を置いてのトークショー。その筋では知らないひとはいないイベント。
 
そこにJ1のユニを着て参戦。飲食店のため飲食しながらのそれを聞く。

 
大阪で行いながらも、福岡、熊本、岐阜、富山、山雅、東京V、栃木、札幌と各J2サポが集結。80名ぐらいはいただろうか。それでも在阪チームのサポは見たところ参戦せず。磐田もいなかったみたい。J1は新潟と、徳島のユニを見る。

 一部は奈良クラブ(関西リーグ)の岡山一成選手を迎えてのトーク。
 もう岡山支配人のトークの面白いこと。自分はプロ選手ではなく今はアマチュア。会社員をしながらサッカーも。5部に相当する地域リーグはいって初めて知った。地決なんて3日続けてゲームをやる。普通だったら考えられない。選手バスに乗り込んで選手は初めてホンネがでる。で、選手バス囲みは一時間まで。生理現象があるから。バス囲みされたことないので憧れる。ジャイキリみたいに。やじは十分聞こえる。リーグ終了近くなると、走れとかのヤジも聞こえるが、それができない選手もいることをわかってもらいたい、体に不調があるにも関わらず相手チームとの情報戦の中それを伝えることもできない選手だっている。走れっていって走りたいのはその選手なのだから。文句があるなら、私は何処其処のだれそれですと名乗ってからにして欲しい。そうすれば、自分も真剣に向き合って話す。etc。

 次、次に出る軽妙ながらも蘊蓄あるトーク。いちいちうなづく。
 
 
 観客に手を上げさせたらJ2のカテでもあるにも関わらず、地域リーグを知らない人が半分以上いた。是非見て欲しいとしきりに訴えていた。

 途中、ロック総統も参加し、岡山支配人と白バラ牛乳の一気飲み対決も(これは前回、前々回サイダー対決したそう)

 二部は、同じ地域リーグのFC大阪の高橋氏とシドニー五輪のメダリスト源純夏氏。実は高橋氏が徳島の選手でもあり、源氏がサポーターでもあるとのこと。大杉漣氏をゲストとして招きたいがもうすでに3度断られている。ロック総統も実は、大塚製薬時代に、幾度となく徳島の応援に行っていると。(これは初耳)

 しかしながら、帰りの夜行バスの時間も迫り、ここで退散。いればもっと面白い事聞けたのに。今そこにあるサッカーを愛せ。J1J2だけがサッカーじゃない。その下に5000ものチームがあるのだから。
 ちなみに地決は7、8、9日で、北麓で行われるので興味あるかたは是非。




 

 

 







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