【サッカー 福島】 J3リーグ第33節 福島ユナイテッド2-FC琉球1 サッカーの神様の存在を知る
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太田町見付
2014年11月25日 21:58 visibility631
勤労感謝の日、始発の新幹線は朝焼けに輝く富士山を左手に見て快走する。東京で乗り換えた臨時「やまびこ」は思っていたより空いていた。これなら指定席予約しなくてもいいくらい。大宮あたりからこれまた左手を見れば富士山頂が浮かび上がる。連休2日目、ここから富士山が見えるのは空気が澄んでる証拠。それほど経済活動も小休止。だって勤労感謝の日。
宇都宮を脱兎のごとく通過。やはり臨時やまびこの威力。そして1時間半で目的地に。
駅前のバスターミナルで残高の少なかったNORUCAにチャージ。そして、路線バスで目的地に。テレビの気象情報だと晴れの予想だったのに途中から時雨てきだした。流石に東北は初冬の装い。こりゃスタジアムに着けば何いわれるかわからんぞ。
そしてスタジアムにつけば案の定、「ひとり低気圧」だの「気圧の谷」だの「また雨持ってきて」と悪態三昧。
ここではなぜかしら天気に恵まれないことが多く、ホーム開催は雨が多い。たまたま震災の年の社会人リーグで、仙台大グラウンドや利府の宮城県サッカー場で雨にたたられることが多くなぜかしら、私が雨男に。ホームでは雨かもしれないがアウエイでは雨の降った試しとてなく「他に雨男、雨女がいる」と強弁しても、東北人の頑固さ、頑として聞き入れられない。(まあそれをやたら吹聴しまくるのは他県民だけどね)
ホームで三回めとなった、ミニフラッグつくり。この日もスクールの子やら、小学校の課外授業で選手が来たとかで、選手の名を書く子の多いこと。
中には、高齢の御夫婦もお越しになり、ガンバレのメッセージ。ようやくすこしづつ根付いてきたのかもしれない。おらが街のサッカーチーム。
この日は、ももりんも来場しており、ももりんにもミニフラッグを書いてもらう。ユナイテッド大好きと。
サポ仲間がやりだした企画にたまたまお手伝い。甲府では年に2回ほどのゲーフラ教室の運営を何年も経験しているが、ここではここなりの楽しさがあることを知る。
さてはのゲーム評。
もうすでに民報やら、ユナたまやら、はまなかあいづで散々取り上げられているので今更ながらなにも言うことはない。
このような逆転劇はそう、エコパのダービーでチョジェジンの終了間際のゴールや、三ツ沢での甲府が見せたあのロスタイム(当時はこういっていた)での逆転劇に匹敵するもの。(その全ての現場にいる)
それほど塁くんのゴールは素晴らしい。終了間際に同点になったのは、神様が最後の演出を考えたお膳立て。そしてアデッショナルタイムの塁くんの執念のゴール。鬼気迫る形相。まさに渾身の一撃。
そして引退セレモニーでみせたいつもの穏やかな顔。優しい笑顔。引退後は銀行員に。今まで地域リーグ、JFL、J3と午前中は練習に、そして午後は地元東邦銀行の銀行員として働いていた塁くん。セレモニーで「一流の銀行員を目指します」を。
地域リーグやJFLでは、アルバイトをしながら練習に試合に臨む選手が多い中、東邦銀行の社員とは恵まれた環境かもしれないが、逆に土日が試合、平日は練習仕事と休む暇がないのも事実だし、それが現実。サッカーだけで食っていけるのはほんのひと握り。
塁くんお疲れ様でした。
そしてその夜は、サポ仲間での納会。飲めや騒げやの大騒ぎ。途中から竹鼻GMやら、スタッフの井上くん今日のラジオ実況のFMポコさんのスタッフさん、さらには選手だった安藤淳也も加わりの大賑わい。
こうして福島の夜は更けてゆくのでした。
GMの写真がぶれてるのは酔っ払っているから(苦笑)
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