【サッカー 甲府】 とりあえず先輩風をふかすことができたかな?

 当日の小瀬は高校野球の予選もあり、活気あふれるもの。夏の熱気がスタジアム周辺を覆う。梅雨明けはもうすぐ。そして、公園の緑に映えるレプユニ、どこもかしこも緑色に長野銀行のロゴをみせられては、山梨中央銀行(スタジアム)も形無し。


 


 アウエイゴール裏は完売。アウエイチームに全開放するのは、昨年のJ1時代でも、清水・新潟等と数える程。緑一色に染まるゴール裏は壮観ですらある。


 ゲーム前、諸準備でバックスタンドにいるのだが、いつも応援依頼に来る「ガナドール」の若い子の声が、この日は山雅の応援にかき消され聞きとりずらい。それでも、私自身は選手入場時に掲げてもらうボードを観客席に配り続ける。


 


 ゲームは、よもやのPK。どこでどうなったのか全く分からない。とりあえずジャッジがそうなら儲けもの。ただサポ仲間が、「PK練習でダヴィ外したよ」と聞けば???。


 それでも、きちんとダヴィが決め、やればできるの代名詞。


 


 前半はいい形で折り返したものの悪夢はやはりやってくる。カウンター気味でDFが追いつかずヘッドでどんぴしゃり。後ろの不安定さは今に始まったことではないが、大事なゲームでそれを露呈。さらには、ミドルシュートを打たれたりと、その思いっきりのよさはうちの選手も見習ってもらいたいものである。


 


 やればできる仔達は後半ようやく60分に開花する。井澤が走りこみそのこぼれ球気味のボールを保坂がダイレクトにシュート。ゴール裏はお祭り騒ぎ。このような形で敵陣を崩すことができるのなら、四六時中トライしてほしい。


 


 点が欲しいのは山雅も同じ。こうなってくるとパワープレーの応酬。


 そして、失った柏好文。数的不利に陥り、パワープレーで劣勢になる。先ほどの活躍で魅せたプレーの井澤も足を痛める。


 


 長い長いアデッヨナルタイム。ロングボールで時間を有効に使う。そしてゲーム終了。


 とりあえず勝ったようなゲーム。運動量でも、技術でも総合的には山雅の方が上に見えた。


それだけ反町監督が名伯楽である証拠。Jリーグに昇格したての山雅は現在バブル状態。ただ、手堅くチームをまとめている現状を見れば、バブルが本物となることは間違いない。


Jリーグの優等生と評される甲府。先輩の意地はとりあえず見せた。その金看板を山雅に譲る日はくるに違いない。



















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