【サッカー　甲府】　♪はじめての首位

眠れない夜　君のせいだよ

さっき別れたばかりなのに

耳たぶが　for　you

燃えている　for　you

やった　　やった　やったよ　ohh

はじめての　首位　君と首位

I　will　give　you　all　my　love

なぜか　優しい　気持ちがいっぱい

はじめての　首位　君と首位

………（以下略）……

甲府のサポーターをはじめて十数年。遠く塚田ヘイスの時代から延々足繁く小瀬に通っているがまさかこのようなことがこようとは。Ｊ1に都合2回足掛け3年いるにもかかわらず、首位に立ったことなど一度もない。これが上げ底の甲府の実力。

つい、４・５試合前までは、もしかしたらプレーオフにも回れないような悲壮感すらあったのだからある意味現金なもの。

だからこそ、年甲斐もなく♪ユメカナウ♪の大合唱の際涙したのも事実。この気持ち若いサポーターにはわかるまい。

永里のゴールは見ることができなかった。ちょうど、バック側で選手入場時のビックフラッグの運営から、応援する際の定位置ゴール裏に戻る途中。

訳も分からぬ声援。それで得点したことに気づくトホホさ。さらに仲間内でのジンクス。「運営準備でゴールシーンが見られないゲームは勝てない！」これはかれこれ数年来続いている。

ゲーム開始前審判団の発表で、サポ仲間と？？？？？？。ダーレンってだーれん？ただでさえ審判に合わせてプレーすることができない学習能力のなさ。結構厳し目のジャッジに互いに翻弄されていたのに、相手の退場で気を良くしたのか、保坂が余計なカードをもらい、数的有利もなくなってしまう。

簡単に失点どう見てもいいように崩された感じのするゲーム。後半１０分というあまり良くない時間。ヴェルデイとしては残り３０分冒険する必要はなくなったわけで、なんとか10人でしのぎきればいい展開。

こうなると、幾分やけのパワープレー。井澤を下げてのフェルナンジーニョ投入。日本平で見たときのような突破力は今持って健在。ゲーム前のオーロラビジョンに映し出された顔は老け顔がさらに磨きがかかっていたが、年齢を感じさせない勢い。

その、フェルナンジーニョのクロスを柏が合わせての２点目で逆転。まさしく技ありのゴール。

こうなるとゴール裏はお祭り騒ぎ。♪プロポーズ大作戦♪もたからかに。イケイケスイッチ全開。

　そして3点目は、克っちゃん。まさしく今日は山梨DAY。

　J２に今シーズン続くジンクス「首位は1ゲームで陥落する。首位に立つと負ける」は健在。前節千葉を首位の座からひきづりおろしたのが甲府ならば、今回もその結果首位たったヴェルディに変わり首位になったのが甲府。

克っちゃんや、柏、監督が「やはり通過点」として感情を押し殺してはいるものの、いままで経験したことない首位なんだから少しぐらいはしゃいでもバチはあたるまい。

さて、次節は正田醤油。醤油だけにしょっぱいゲームにならないことを願うのみ。再びジンクスが発動するのも困りものだし、かの惟任日向だって三日天下とはいいながら実質2週間弱は京都にとどまれたのだから１週間で首位陥落は洒落にもならない。