【サッカー 清水】 燃えって上がるは おはらは~桜島

 ホームでの勝ちロコって一体いつ以来だろう。
 前節、広島での勝利、そして、水曜日のナビスコ名古屋戦と、なかなか所用があって出かけることのできないところで、勝利の美酒に酔いしれたのはごくわずかなサポーターだけ。
 ナビスコの準々決勝にいたっては、あのような劇的勝利を味わえば、期待に胸膨らませてのスタジアム入り。
 されど今日の相手はその名古屋。よしんば返り討ちにあいかねない勢い。

 そのスタジアム、当日は鹿児島デー。毎年キャンプをはっている鹿児島市。親会社鈴与が運営している航空会社FDA(フジドリームエラライン)が静岡空港から鹿児島にも飛んでいる。
 本来ならば、鹿児島デーの主役「王子岩下」はその前に電撃移籍。いささか意気消沈するべきシュチエーションだが、鹿児島の観光キャラクター「西郷どん」と「桜島」がPR。

 そして、パルちゃんの恋人が初お目見え。「ピカル」というまるで「ピカルの定理」をパクったようなネーミング。

 大体、妖精で、また男女の別ないといったパルちゃんの当初の設定に恋人とはチャンチャラおかしいが、そんなこんなで彼女が華をそえる。

 ネーミングとしては、グララやグランパコに負けず劣らずなのだが、このネーミングにヤラレたわけではないが、開始早々阿部のオウンゴールでゲームを有利に進める。 


 ただ、そんな、棚ぼたで勝てるほど名古屋は優しくない。すぐさま同点とされる。
 前半終了直前、トッシーの思いっきりのよさで放ったシュートが綺麗に決まり、再逆転。気持ちのこもったそして技ありのシュート。ゴール裏は歓喜の渦。

 後半もミドルを放った元紀のゴールで突き放す。久々の元紀のシュート。そりゃFWだもの、自分でゴールを決めたかっただろうに、その笑顔ははちきれんばかり。
 松尾さんの癇に触ったのか、やたらカードの連発。名古屋のいらだちが見て取れる。

 そして、久々のホームでの勝利。
 鹿児島市からのいろいろな商品。最優秀選手賞は元紀に「鹿児島黒豚」誰?共食いっていった人は。
 そのプレゼンター、鹿児島市長、「西郷どん」も交えての勝ちロコ。やはり勝ちロコは楽しい楽しいひと時。
 勝利に飢えていたからこそ、この喜びはひとしお。
 そして、勝ちロコが終わったあと、泣いていたジミー。結局フィットできずじまいだっかもしれないが、どうもありがとう。
8月は反転攻勢。ここから勝ち続けてもらいたい。若いから調子に乗ると止めることはなかなかできないから。

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