天皇杯に関する一考察

自身のブログやら何やらで、「清水本妻 甲府は二号 遠く福島お妾さん」と吹聴して廻っていた罸か否かは別として、まさか天皇杯の二回戦でよもやこのカードと為ろうとは。

松尾山の金吾秀秋や洞が峠の筒井順慶ばりの日和見をとも考えたが、結局は幸か不幸か名古屋で外せない用事があり、観戦も叶わぬ仕儀になった。


いうなれば、賤ヶ岳の前田利家のような退き陣、悪く言えば敵前逃亡。


結果は、刻一刻と変わるメールとTwitter情報。

ゲーム開始前は2―1or3―1で甲府の勝ちと予想してたものが、スコアレスの膠着状態。更には120分で決着がつかずPKにまで。


ここまでの展開て思ったこと。

「こりゃ 甲府の嫌がらせか[d160]」

甲府としては次回のリーグ戦は金曜日のナイター、それも小瀬で行うゲーム。

それに対しユナイテッドは、次の日曜午後から福島でリーグ戦を戦わなければいけない。
ユナイテッドの目標はJFL昇格。そのためには、地域リーグ東北リーグで優勝し、地決と呼ばれる地域リーグ決勝大会に出場しなければならない。

東北リーグ只今2位のユナイテッドにとっては次の日のゲームは負けられない一戦。
そんなゲームの前に、120分とは[d276]正に甲府の嫌がらせかと思った次第。

ただ、後から聞けば、ユナイテッドは主力を温存して控え中心で編成したようす。
チームの柱久野純は、当然甲府戦だから連れてスタメン起用したものの、チーム全体の戦力ダウンは仕方なし。


控え中心の編成はヴァンフォーレとて同じこと。

ただ、この控えどもが点を取れないとは、何をか況んや。
更には、交替枠を使ったあと、足をつる選手が続出とはオイオイ。
ムカシ、天皇杯ガンバと戦った時も延長突入となったが、足が止まったりしたものの何とか戦ってたぞ!!
そんなにフィジカルが弱くなったとは情けない限り。

更には伝聞なので真実か否か確かめるすべもないが、PKの時、ヴァンフォーレサポの一部が「ホームラン」なる野次を飛ばしたとか飛ばさないとか。
格上のチームとしての矜持は更々ないのかしらんとも。


ゲーム終了後ユナイテッド側からヴァンフォーレコールをしたが、返してもらえなかったとの伝聞も。
ただ、こちらはそのコールが聞こえなかったとも聞く。


何れにせよ、甲府からみればまさかの敗退。
福島からみればJ2首位からの大金星。

それでも、福島にとってはめでたさ半分。
3回戦は比較的近い新潟。磐越道ですぐ。

それでも、日程が過酷。その前の日曜には、東北リーグのリーグ戦。前の週は岐阜清流国体。木金がなにもなく、土曜日から全社。

もし、リーグ戦で優勝出来なくても、この全社で上位の成績であるなら、前述の地決に出場ができる。

昨年、今年同様の過密日程で天皇杯ジュビロ戦を戦い、全社でボロ負けしたのは忌まわしい記憶。

だから、めでたさ半分。

天皇杯の位置付けが今揺らいでいる。
一番権威のある大会なのに、1~3回戦あたりはリーグ戦とかぶり過密日程。

一番の被害者は横河武蔵野。東京→札幌→沖縄と日本縦断。


日程をきちんと整合性のとれたものにならないのかとボヤキの一つも出てしまう、天皇杯2回戦。

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