
【サッカー 福島】 君は日本海を見たか! 僕はジャイキリが見たい!
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太田町見付
2012年10月11日 22:56 visibility416
今日の昼前、別の支店から電話、以前同勤していた後輩からの問い合わせ。ひとしきり事務の流れを説明したあと
「で、太田町見付さん昨日、新潟にいませんでした?テレビ映ってましたよ。新潟に行ってるんだったら今日出勤していないのかと思いました」
ん・・・・行動バレバレやん。そりゃ、あれだけの少人数、NHKに応援席がバンバン抜かれるのはやはりあたり前。
名ばかり管理職が週の真ん中一日休暇取っての行動は天知る地知る人も知る。天地人の舞台の新潟遠征。
ただ、所用があって、また電車の遅れも重なって新潟駅頭についたのが18時前。乗車した新幹線は200系。ここ数年来、エスパとアルビ対戦と私個人の日程が合わずホント久しぶりの新潟市。前回は確かまだ政令指定都市に移行する前。
久しぶりのビックスワン、東北電力スタジアムは、なんと空席の目立つことか。ビックスワンと言ったらあの満席の大観衆、そこから沸き上がる「俺の新潟オオオオオ~」が代名詞。
ただあにはからんや、3000強の入場者。これなら、白山の市陸でやれよと悪態のひとつもつきたくなる。
ゴール裏の面々、ほんの2日前に会った顔ばかり、新潟と福島はお隣さん、高速道路で一気に来ることができる。
さて、ゲーム評、これはもう何も言うことはあるまいに。サッカーの神様がくれた最高の贈り物。つい日曜日にリーグ優勝したばかりなのに、今日は今日とてジャイアントキリング。神様すべからく出雲に出張のハズなのだが、サッカーの神様のみビックスワンに降臨。大盤振る舞いも度が過ぎようて。
そんな軽口もたたけるが、実際のところゲーム前は勝ち抜けなど予想していなかった。ついぞ2週間前のTMで5-0とボコられたばかり。TMでこのざまだから公式戦ではどうなることやらが偽らざる心境。そこまで私も楽天主義者ではない。
ただ、開始のホイッスルを聞いてから、彼らのプレーを見るにつけ、それはもう、屈託のないと言おうか、ハツラツとした動き。
パスも面白いようにつながっていく。対するアルビもそれはそれ、幾分のパスミスも目立つが、ボールを取るところはきちんとケア出来ているしひどくはない。それ以上に、このチームがこのようなサイドからの展開を見せようは思っても見なかった。ただ、相手が社会人リーグのチームにこの動きはいただけない。一進一退。よく言えばユナの善戦。悪く言えばアルビがゲームを作れない。そして前半終了。うちに幾分の利。
後半開始。かけた声援は「45分で決めろよな。ここで残業(延長)はイヤだから!!」
越佐海峡からくる風の冷たいこと。やはり新潟は北国。こんなところでの居残りはゴメン。
幾度かの惜しいシュート。そして、ため息、バーに嫌わての呻きが歓喜に変わる瞬間。
カウンター、ジャンボからの球を益子がヘッドで合わす。
ゴール裏がもみくちゃになる、これほどまで琴線に触れる、ネットとともに心が揺さぶられる得点シーンは久しぶり。
逃げるユナイテッド、追うアルビ。いや、そのような展開にはならない。追加点を貪欲に狙いに行く。そのため、逆にカウンターを喰らうも、守備陣が踏ん張る。内藤が好セーブを見せる。
徐々にアルビの動きが鈍くなる。されど、ユナの運動量はそれほど落ちていない。
5分の長い長いアデッショナル。途中選手が倒れ実際には7分近く経ったであろうか。
主審福島さんの手があがる。ゲーム終了。ゲーム開始前、選手、審判の発表の際、サポ仲間のTくんの発した、「主審福島さんだから、今日は勝てる!」至極名言。
東北リーグ優勝の時と同じく、0-1での守り勝ち。このような接戦をものにできるようになったのはチームとしての大きな進歩。
地決ではこのような展開になるゲームがかならずある。それも間違いなく幾度か。リーグ戦で大味なゲームばかり覚えたかと思いきや、やはり天皇杯の甲府戦、耐えるゲームも会得したよう。
守備での雑なところはやはり社会人リーグ荒削りすぎてカードをもらうことのないよう今後の課題。
このゲーム、若手主体控え主体のアルビであるから、技術的には大差なし。明暗を分けたのはフィジカルか。
夏場、連戦を重ねた社会人と、実戦経験の乏しい若手では、やはりゲーム勘がものをいう。それを考慮すれば、サテライトリーグのない今のJでは、若手を育成する方法は限られてくるし、アルビの敗戦もさもありなん。
ゲーム終了後、ダンマクの撤収、強風の吹きすさぶ中の片付け、まさにアウエイの洗礼。
4回戦は12月。ユナイテッドには未知の分野。
「4回戦はどこに飛ばされるかわからないよ~。鳥取、丸亀、長崎だってあるし、近くて松本かな~」と笑いながら脅かす。ユナサポの中では比較的多く天皇杯を観戦しているから。
「元旦国立」などと洒脱なことも。「元旦は初詣は明治神宮だからね、福島稲荷じゃないよ」と軽口。
目標はJFL昇格。それでも、突然舞い降りた僥倖に幾らか酔いしれてもバチはあたるまいて。それだけ、このチームの背負っているものは大きいのだし。
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