
【サッカー 甲府】 ♪粉雪~とレミオロメンも歌ってた
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太田町見付
2013年03月03日 23:00 visibility315
前日までの暖かい天気は、まるで今日のこの日をば引き立てるために神様が用意したいたずら。春一番はみちのくでは、芯まで冷やすひな祭り寒波に早変わり。強風が吹きすさび、在来線は夕方以降に一部運休を余儀なくされる非常事態。
北上する新幹線の車窓も、那須をすぎ郡山、福島は雪景色。太平洋岸の比較的雪のない仙台も、天から白いものが四六時中降りてくる。それは強弱をつけて。たまに見える太陽はおためごかしでしかない。
3月とは言え、なんでまたこのような北の地で開幕戦をやるのかと恨み節すらつぶやきたくなる。秋春開催には頭で理解を示すが、やはり体が受け付けない。
待ちに待ったJ1の開幕戦。この地でこのチームを応援するのは久しぶり。前回の震災後の平日開催で虐殺を食らったことも、その前、3月の雪降る中での対戦も、映像で知るのみ。
開幕戦だからと、二週間前の日干しを了したのちエッチらおっちら持参したユニホーム型ののビックフラッグを選手入場時に拡げる。
拡げるにあたってはその席に座ったサポさんの協力あってのことだし、また事前にベガルタフロントと折衝していただいたフロント氏には感謝の念しきり。
で、寒さに震えながらもグランドコートを脱ぎ去り、はくばくに。今年のレプユニは確かにワンランク上のサイズでなければちと厳しい。サポ仲間に笑われる始末。
夏までにからだをしぼらねばいけまい。
それでも、ゴール裏を見回せば、そのほとんどが「はくばく」。このような光景は確かに今まで見たことなない光景。松潤も新しいレプリカが目立つと評していたが、新しい古いは別にしてその多くがレプユニ姿。普段着ることの少ないコールリーダーF崎くんもレプユニ姿。
そしてゲーム評。
このゲーム結局のところどっちに転んでもおかしくない内容。欲を出せば甲府が勝ち点3を拾えたかもしれないし、仙台が下馬評どおりの結果を出したかもしれない。勝ち点1で痛み分けは上々。
いい形でボールを奪い、仙台ゴールに襲いかかる。アグレッシブに動く様は見ていて小気味良い。新加入の羽生や、柏がシュートをうつもそれは決まらず、もし決まればゲームの流れも変わり楽にみれるのではと悔やむことしきり。
それよりなにより、松橋の献身的な守備は前半の殊勲者。あそこまで積極的な松橋を見るのは久しぶり。額に汗して働く彼(昨日あの寒さだから汗をかいていたか否かは別にして)の活躍はうならせる。
そしてもうひとりの守備の要。土屋。敵に回すと怖いが味方にするとこれほど心強い奴はいない。それはどのサポも認めるところ。
前半の、土屋とウイルソンの組体操のような接触プレー。あの場面は殺伐とした観客席にも笑いが。ウイルソンの受身に感謝感謝。
失点はいつもの悪弊、開始直後。セットプレーは仕方なし。後半は押し込まれる場面が続く。それを耐え忍んでの同点弾。
裏をつくらしくない芸当から河本、ウーゴといい形での得点。
アデッショナルタイムはゴール前の攻防。きちんとケアできて終了のホイッスル。
とりあえず敵地で拾った勝ち点1。なかなか勝ちきれないゲームが続くものの、とりあえずいい形で開幕戦を迎えることができたことは一応の及第点。
試合終了後、着たグランドコートはおもいっきり冷えた状態。粉雪は舞い散るし、スタジアムの外に出れば冷たい強風が吹きすさぶ。
レミオロメンの粉雪を誰もが口ずさむ。彼らはそう山梨ケンミン。
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