結局柏は試合巧者
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太田町見付
2010年08月23日 22:15 visibility71
さすがに二日間を置いてますから幾分冷静にゲームを振り返ることができます。
前半は両者攻守所を代えて攻め続けます。それでも柏の攻撃の方が一枚も二枚も上手。甲府がボールを持つと巧い具合に囲みパスコースを遮ります。結局単純なパスしか出せず、またマイクに対する激しいチェックがあったにもかかわらず、何とかの一つ覚えよろしくマイクにボールを集めようとしています。
唯一の救いは柏の最後の精度がいかんせん甘すぎたこと。これでいくばくか助かったことか。途中でシステム変更をかけたようですが、それも小賢しい知恵に過ぎずなかなかバイタルエリアまで行くことができません。
結局45分終わって両者無得点。それでも、その45分短く感じました。
ゲームが大きく動いたのは後半。与えてはいけないCKからまたもや失点。どうしても、マークがずれてしまう悪癖は相も変わらず。
ここで、厳しいチェックでユニホームが破れたマイクが着替えのためピッチを出ますが、その出方が悪すぎます。まるで拗ねたいたずらっ子のよう。みているこちらも恥ずかしくなってきます。
もともと、このゲームの審判たちは幾分の揺らぎがみられましたが、マイクにここでイエローをだします。
このイエローで甲府側に動揺が走ったのか、この虚をつくかのごとく再開後すぐに失点。
やはり、柏との力の差を感じてしまう場面。
それでも、不用意な行為で村上が退場すると俄然流れが甲府に傾きます。その前に先手を打って投入した柏(好文)がいい動きをして新たな攻撃の起点をつくります。
1人欠けた柏は守備をいじることなく中盤のシステムはそのままに見受けられました。そのせいか柏の動きを止められることができません。ドリブル突破も再三。
そして、まず1点。それも柏からマイクに渡ったボールから生れます。
アデッショナルタイムの同点弾は、これまた、マイクの左足から生れます。
そして、長い長いホイッスル。
柏は失った勝ち点2。甲府は拾った勝ち点1。それでも、柏が1人少なくなった事を考えれば、それでようやく追いついたと言えなくもありません。
また、互いにジャッジに言いたいことはあろうかと。揺らぐ判定はあのような白熱したゲームには似つかわしくありませんから。
チケットが取れなかったため指定席で観戦。前半、ゴール裏をみるにつけその左翼からの声援がきけずそれが残念でなりません。そこにいたのならもっと激しく応援していだでしょうに。
来年も日立台にこれるように願いながら常磐快速で帰宅した夏の夜。(でも、実際は土浦始発だから常磐快速とは‥)
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