【サッカー 福島】福島4-埼玉SC0 そうだ!嬉しいんだ生きる喜び たとえ胸の傷が痛んでも

そうだ うれしいんだ 生きる 喜び たとえ 胸の傷が痛んでも

 何のために 生まれて なにをして 生きるのか
 答えられない なんて そんなのは 嫌だ!


 今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ 微笑んで


 そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも


詞) やなせ たかし


 


 さる11月23日、勤労感謝の日に、高知県高知市に出かけて来た。今月末最終回となる福山龍馬の大河ドラマ「龍馬伝」で盛り上がる高知県であるが、今回の目的は「全国地域リーグ決勝大会 第一ラウンドCグループ」の観戦。


 以前は、Jリーグと高校サッカーしか興味がなかったが、今年は故あって地域リーグ社会人サッカーも観戦するようになった。


 私の地元出身のJリーガー久野純弥が東北社会人リーグ1部の福島ユナイテッドに移籍したことからである。


 他府県出身者からすれば静岡県すべてJリーガーが排出されていると思われるが、私の出身地はJリーガー不毛の地。それゆえ若い彼が出てきた初年から注視してき、結局今年は福島まで出かける仕儀に至った。


 


 いわゆる地決と呼ばれるこの大会は、JFL昇格を決める重要な大会であるが、この大会に出ることのできるチームは12チーム。4チームを1グループとし総当りで戦い、各グループの1位と、2位のうち勝ち点の高い1チーム、合わせて4チームで再びリーグ戦を行う。上位2ないし3チームがJFLに昇格できるという難関である。


 日程も、一次リーグは3日連続で3試合戦うという高校サッカーでも行わないような過密日程である。


 


 我が福島は、東北社会人リーグは残念ながら2位に終わったものの、10月に行われた全国社会人サッカー選手権大会で4位となり辛くもこの大会に出場する権利を得た。


 


 大会自体は11月21日から始まっていたものの、22日が出勤であったことから、会社退勤後に高知に向かった次第。


 


 


 当日の、高知県春野総合運動公園陸上競技場は快晴。南国土佐の陽光が降り注ぐ。


 前日は、雨風ともに強く、選手もサポーターもピッチもずぶ濡れのようであったが、この日は、それが嘘のよう。


  集まったサポーター20人程度で、昨日に濡れて重くなったダンマクを順番に掲揚していく。土佐の暖かな風と光で、試合終了までに乾くこと間違いない。


 


 コールリーダーK野くん外、初日から観戦している多くのサポーターは声もしわがれ熱戦の余韻が感じられる。


 ゲームは、それでも開始早々純弥のコーナーキックを小林康剛のヘディングでまずは1点目。


 ただ、その後、やはりと言おうか、さすがに両チームとも3日めとあって非常に動きが鈍いものとなり、両チームともゲームメイクができない。いや、集中できないといった方が正解かもしれない。


 それでも、40分前には、これまた純弥の浮いた球を青柳が押し込んで2点目。


 


 後半はようやくエンジンがかかり、応援チャントも♪(ゴール) (ゴール)ゲットゴール♪の連発。


 1点を追加するとともに、後半終盤には時崎塁も交代で出場した。締めくくりは清水のロスタイムでの追加点。最後の最後、ゲーム終了かどうか幾分解からない終わり方であったが


結局4-0の圧勝であった。


 これは、たられば論であるが前日の長野戦。PK戦で敗れはしたものの、ここで勝っていればチームは決勝に進めただけに非常に残念。


 


      


 


 ちなみに、上記写真客席最前列の体が切れているのが私。


 ある、ユナサポが、「決勝に行かなくて良かったのかもしれない。無駄なお金を使わなくて良かったから」


 それこそ、福島から高知への移動は貧乏球団にとっては苦痛の何物でもない。藤枝MYFCにたっては、地元開催である。このような不公平がまかりとおるのが社会人サッカー。決勝までいってJFLに昇格できなければそれこそ目も立てられないほどの大きな痛手。


 でも、最後の最後片づけが終わって、コールーリーダーK野くんが挨拶の際流した涙、俄かサポの私でもギュッと来るものがる。来年こそきっとと思う気持ち。


 一宿一飯の恩義とは大仰であるが、最後にK野くんには「純弥がいてもいなくても何度かは観にくるから」と挨拶をして会場を後に。


 


 帰りは、高知始発の特急南風号。JR四国自慢の世界初、振り子式気動車である。高速道路の延長により利用者が減少していることと相まって、JR四国の気動車特急は「アンパンマン列車として売り出し中。


 車両の内外アンパンマンのキャラクターでいっぱい。高知駅の発車音も、車内の案内放送音もアンパンマンのマーチを利用。念の入ったことに、高知駅発と終点岡山到着の案内放送はアンパンマン(戸田恵子)のテープ放送という凝りよう。


 そのため、今でも♪アンパンマンのマーチが頭の中を駆け巡る。良く噛みしめれば現在のユナイテッドの生きざまとリンクする。とは穿ち過ぎか。


 


 


 


 















































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