守備崩壊のフロンターレはどうすべきか その2

  • 上胡桃
    2010年05月22日 21:20 visibility166
東京新聞の記事でも、フロンターレの守備のもろさについて指摘がありました。
前回の日記と同じような内容です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20100522/CK2010052202000105.html

相手チームの視点に立ってフロンターレの守備を攻略する方法を考えると、
弱点がはっきりと浮かんできます。
最大の弱点は右SBの森勇介です。守備力が低く、特にヘディングで競るのが苦手です。
そこで、川島の前で自チームのFWが勇介とヘディングで競る場面を作ればよいのです。

当然ながら、攻撃の起点は右サイドです(フロンターレの左サイド)。
フロンターレ側のこのポジションには、守備でも攻撃でも飛び出したがる小宮山がいます。
小宮山のこの特性を活かさない手はありません。
FWと右ウイング、もしくは右ウイングと右SBの2人1組で、小宮山のサイドを攻めます。
1人が小宮山をつり出し、その裏をもう1人が狙います。
うまく裏を取れると、フロンターレのバックラインが右にずれます。
そうして、勇介が川島の前に来るわけです。

その状態になれば、あとはファーサイドで待ち構えるFWにクロスボールをいれるだけです。
ファーサイドには勇介がいるので、フロンターレのボランチは無理してケアしません。
ノーマークに近い状況でヘディングができます。
川島のファインセーブさえなければ、ナイスゴールです。

勇介はがっくりきて、攻撃参加の回数が減ります。
つまりフロンターレの攻撃力を削ぐ効果もあるわけです。

こんな大きな穴が、開幕から3カ月以上にわたって放置されてきたわけです。
磐田戦前の紅白戦でもこの問題が顕在化し、監督と選手が話し合ったにもかかわらず、
まったく修正できませんでした。
残念ながら、高畠監督はそういうレベルです。

私の考える改善策は以下の通りです。

・2ボランチシステムにする(1人は守備的)
・守備的ボランチと川島で、勇介のポジションをカバーする
・勇介は守備を気にせずがんがん上がる
・小宮山の上がりは少し控え目にする
・勇介が疲れたら、井川を右SBに回して左から攻める

これはベストではないかもしれません。もちろん、ほかの方法もあると思います。
ただし中断期間明けには、何らかの手を打ってほしいと切に願います。
その一つの手は監督更迭です。


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