花の色は・・・憲伸と上原。
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鈴蘭
2009年01月11日 17:34 visibility155
花の色は うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
その1球に込められた気迫。
その1球に込められた闘志。
その1球に込められた勝利への執念。
その1球に感じた強さ。
その1球に感じた希望。
その1球に感じた勝利への確信。
セ・リーグを代表する2人のエース。
セ・リーグを盛り上げ続けた男達。
憧れ続けたメジャーへの想いを封印し、
ジャイアンツをドラゴンズを牽引し続けた男達。
愛されたからこそ受ける憎しみや中傷。
賞賛、尊敬、畏敬、羨望、欲望、憎悪
旅立ちを目の前に苦しんだシーズンを乗り越えて
ようやくそれぞれに開けた道は
この先何処に続くのだろう・・・
想像していたような華々しさを感じているのだろうか?
それとも元々それほど夢見ていた道でもなく
彼らにとっては通過点なのだろうか?
彼らは日本球界で足踏みをしている間に
全盛期を過ぎてしまったのだろうか?
人の興味は儚くも移りゆき
人の記憶はあまりにも頼りなく
目に見える輝きを放たなければ
その瞳には映らない
スポーツニュースで久しぶりに
上原投手の笑顔を見た。
嬉しくて仕方ないというよりは、
肩の荷が下りて安堵したような穏やかな目をしていた。
遠い異国の地で新たな道を歩き始める男達。
その胸の中にどんな想いを抱えているのだろう。
その道は何処に続いているのだろう。
光と影とが交錯するその背中を
私はずっと・・・
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