
103 「感謝」MOMO物語 その4
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Motti
2009年11月18日 12:30 visibility35
久しぶりにフットサルした翌日は仕事で使うセット椅子の高さを調節するバーまで足が上がらなかった
それでも充実した疲れに心は癒され爽快な気持ちで仕事ができた
それから1ヶ月がたち体も運動する事になれてきた頃
「結構戻ってきたな!」
と友達に言われた
そんなんまだまだやけどその頃は楽しくて仕方がなかった
「社会人リーグに来い!」
え?
今なんと?
とてもじゃないがフルサッカーができるとは思えません
でも、憧れてた
もうあの広いフィールドで、バックラインと駆け引きして裏に抜け出す事も、仲間に気持ちのいいセンターリングを上げる事も、そして、おもいっきりシュートをゴールに突き刺す事も、ないと思ってた
たまに夢に見る
キャプテン翼のアニメみたいに地平線があるほど広いフィールドで仲間達とボールを追いかける夢
いつまででもボールを追いかけられると思ってた
それができなかったから…
「やる!」
それから4年
俺は今もボールを追いかけている
子供の頃ライバルだった他校の奴らも同じチームにいる
出会った頃、「ああ〜、あの下手くそやのにがむしゃらにつっかかってくるヤツや〜!」と言われた
今チームは俺の世代のオールスター
繰り返すが、地域選抜や県トレにいた奴ばっかりだ
その中にちょこんと
現役当時もレギュラー争いでやっとの俺がいる
俺が入った時にもっとチームで練習したい!と言ったことから、試合の時だけ集まっていたメンバーもやりだした
第二次サッカーブームの到来だった
「MOMOがサッカーサッカーうるさいからなぁ」
お前のせいで仕方なく…みたいなノリやけど
「お前ら!なんやかんや現役の時より上手くなってるやんけ!置いてくなよぉ〜!」
「まぁ、お前が一番サッカー好きやからなぁ〜」
またこの言葉を聞くことができた
サッカーがあったから
仲間を取り戻すことができた
仲間がいたから
サッカーを取り戻すことができた
「感謝」
そしてサッカーは俺にまた新しい世界を見せてくれようとしている
サッカーで広がる「仲間」と共に!
トモニイコウ!
俺達のフィールドへ!
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