
(遅)インカレ準々決勝@平塚競技場その4(終)
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ゆー
2010年12月28日 02:24 visibility61
久しぶりに予定のないオフだったので
久しぶりに美容室に行ってきたら美容師さんに
「髪の毛明るくなったねぇ」
と言われてしまいました。
「色素薄くなった!? 白髪始まる!?」
と慌てたら
「サッカー観戦で焼けたんじゃない?」
ですと(^-^;
しっかりトリートメントしてもらってサラツヤ復活☆
ダラダラのんびり続いたインカレ準々決勝レポも
やっとこラストです。
でも長いです(笑)
筑波大vs浜松大、試合編。
浜松大はとにかく走り回るサッカー。
全員が細かくよく動いて、序盤から筑波大に対するプレスが厳しくて。
そんなに飛ばして90分持つの?
と心配になるくらい。
筑波大は個人のスピードもあるし、パス回しも上手くて
攻めているのは筑波大でした。
ゴール前でのチャンスも筑波大のほうが断然多かったけれど、
浜松大はDFがギリギリでクリアしたり、
GKの佐野くんがナイスセーブを連発して筑波大のゴールを許さず。
筑波大優位の試合の中、先制したのは浜松大。
33分、増田くんのスルーパスが右サイドに抜けて、
神谷くんのシュート!
浜松大はこの増田くんのスルーパスが際立っていました。
本当にいいところにパスを出すの。
視野が広いんでしょうね。
前半は攻撃を仕掛けたり、FKやCKで筑波大もチャンスを作るも
浜松大の堅守で0-1のまま終了。
後半、気合いを入れ直す筑波大イレブン。
22谷口out11瀬沼in
浜松大もリードに浮かれることなく、気持ちを入れてピッチに。
増田くんは何を見ていたんでしょ?
後半開始から、筑波大は猛攻。
ゴール前で粘ってCKを繰り返すと
(ちなみに筑波大のキッカーの小澤くん、
FKもCKもめちゃくちゃ精度がいい!
CKなんてピタピタゴール前に放つんだもん!)、
5分、ビッグチャンス。
後半入った瀬沼くんが右サイドでボールを持ってフリーに。
そのまま飛び出した佐野くんとDFを交わしてゴール前へ。
シュートを打てば決まる!
誰もがそう思った、はず、なのに。
なぜか瀬沼くん、ボールを持ったままUターン!?
えぇぇーっ? な一瞬でした(^_^;)
が。
直後、天才パサー八反田くんが左サイドから中央へナイスクロス。
合わせた赤崎くんが打ったミドルシュートが
ゴールネットを揺らし同点に。
勢い付いた筑波大は再度攻撃を畳み掛けるも
なかなか追加点は奪えず。
と。
15分、浜松大の安間くんが座り込んだまま立ち上がれず。
担架でピッチの外へ。
どうやら足を痛めたらしく、そのまま選手交代。
その後は前半の心配通り、徐々に浜松大は疲れてきて
プレーが雑に。
このまま崩されるかな。
そう思った30分。
安間くんの代わりに入った23大石くんのシュートを
GK三浦くんが弾き……
そのこぼれ球を村松くんが押し込んで、再び浜松大がリード!
この村松くんも、とにかく動きが俊敏でよく走り回り、
ボールを持てば緩急のあるドリブルで相手を交わし、
見ていてワクワクする選手。
小柄で小動物系でマコちゃんタイプ☆
後半残り10分になると、浜松大選手の保護者の方でしょうか?
筑波大の大声援に負けじと大声で選手を鼓舞し始めました。
浜松大はかなり疲労が色濃くなってきながらも、
攻め続ける筑波大をなんとかしのいで。
佐野くんの粘りがすごかった。
ATは4分。
浜松大はギリギリで守りきりそうな
筑波大は意地を見せそうな
本当に息が詰まるような攻防の中、
残り1分、赤崎くんが浜松大のDFを交わして
落ち着いて再度ゴールを決めた!
本当にサッカーはホイッスルが鳴るまで何が起こるか分からない!
そして延長戦へ。
浜松大の選手たちは延長戦大丈夫なの?
ってくらいもう疲れているのが見ていても分かって。
マッサージやストレッチに余念がなく。
そして、担架で運ばれた安間くん。
彼は実はこの試合前から骨折をしていて、
まだ完全に骨が付いていない状態で試合に出ていたそうです。
無理をして(;_;)
とも思ったけれども、キャプテンとして四年生として
最後のこの大会、どうしても出たかったんだろうな。
一方の筑波大。
こちらもストレッチを入念に行っていたけれど、
体力的にも精神的にも浜松大より余裕を感じました。
10分ハーフの延長戦は、やっぱり筑波大優位。
でもお互いに得点することは出来ず、PK戦へ。
最後の円陣は全メンバーで。
PK戦の先攻は浜松大。
浜松大1本目、12高嶋くん。
ゴール左へ外す。失敗。
筑波大1本目、森谷くん。
フワッと浮いたボールはそのままゴールネットへ。成功。
浜松大2本目、大芝くん。
右ネットに向かったシュート、成功。
筑波大2本目、小澤くん。
バーに下から当たり、跳ね返ったボールはラインの外。失敗。
これで1対1。
浜松大3本目、増田くん。
疲労か緊張か、ボールは大きくバーを越す。失敗。
筑波大3本目、須藤くん。
やや右に、キレイにゴールネットに突き刺さる。成功。
浜松大4本目、9後藤くん。
増田くんと同様、大きくボールを蹴りあげてしまう。失敗。
筑波大4本目、不老くん。
佐野くんの逆をついて、ボールはゴール左へ吸い込まれる。成功。
この瞬間、筑波大の勝利で長かった試合に決着が付きました。
リーグ戦と違って勝つか負けるかしかないとは分かっていても、
崩れ落ちて涙を流す浜松大の選手たちを目の当たりにするのは
両立の立場で観ていても、やっぱり辛かったです(涙)
容量の関係で最後の写真になっちゃいます、ごめんなさい。
メインスタンドに挨拶に来た浜松大のメンバー。
いちばん最後に外してしまった後藤くんが控え室に戻るまで
地面に顔を擦り付けるように突っ伏していた姿が
脳裏から消えません。
ピッチを走り抜いた110分は本当に両者譲らず素晴らしい戦いで、
見ている側にも興奮と感動を与えてくれました。
でも、最後の最後、
浜松大は強豪相手に全力を使い果たして
体力も集中力もなくなっていたであろうし、
逆に筑波大はそこまで計算出来ていたのかもしれないし、
名門と言われるにふさわしい「力」を持っていたのだと思います。
そこが勝負の分かれ目になってしまったのでしょうね。
そんな戦い方や力を見せてくれた筑波大は
本当に素晴らしいチームだと思います。
関西大と筑波大の試合、観たかったなぁ。
PKでの勝負は仕方がないことだし、
一試合目の福岡大も浜松大も、
負けて涙を見せる選手たちの姿はやるせなかったけれど、
でもそれ以上にみんな素晴らしいサッカーを見せてくれて
サッカーの新しい面白さを知ることが出来て
わたし自身、遠い昔になってしまった(苦笑)がむしゃらな青春を
大学生たちに思い出させてもらって、
とにかく充実して楽しかったです!
用事があって宇都宮にとんぼ返りしなきゃならなかったため
(sweetさん、masaさん、急がせてしまってスミマセン)
帰り道もあんまりゆっくり余韻には浸れなかったのだけど、
多少無理してでも思いきって観に行って間違いありませんでした。
今回のインカレで見ることが出来た大学生たちが
全員将来テレビに映るようなプロになれるわけではないけれど、
願わくはみんなどんなカテゴリーでもサッカーを続けて
どこかでまたがむしゃらに華麗にボールを追う姿を見せて欲しい。
長く、時間が掛かってしまったけれど
インカレレポはこれにて終了です☆
関西大vs中京大の決勝戦も素晴らしい試合になりますように!
そしてわたしの今年のサッカー観戦も終了。
来年は観に行きたいカテゴリーが増えてしまいました(笑)
どうしよう(笑)
ということで、長文、最後まで読んでくださり
ありがとうございました(^-^*)
おやすみなさい☆
- 事務局に通報しました。
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