気候も内容も寒すぎる練習試合。

  • oratorio
    2007年03月02日 19:04 visibility227


来週のスポニチ大会に出場する社会人野球の住友金属鹿島が湘南シーレックスとの練習試合を

行うという情報を聞きつけ、本日横須賀スタジアムに行ってまいりました。

去年までベイスターズの投手コーチをしていた阿波野秀幸氏が今シーズンより住金鹿島の投手コーチとして就任したことが恐らく縁で実現した練習試合だと思われます。

 

先発は住金鹿島は中野投手(#18/中京大中京高出身)、そして湘南はというと…。

オープン戦は恐らく終盤まで参加せずしばらく自己調整するであろうクルーン 。

これにはさすがに驚いた(汗)。

住金鹿島の選手の皆様もびっくりしただろうなぁ。

まさか161キロを記録したことのあるクローザーが先発なんだから^^;。

クルーンの湘南ユニ見られる貴重な機会 、ありがたやありがたや…(笑)。

 

さて、そのクルーン。

初回からあれ気味の立ち上がり。

先頭バッター、藤澤選手をフルカウントからフォアボールで歩かせ、続く高浦選手がバント、

松本選手をショートゴロに打ち取るも、続く二村選手、福田(純)選手と連続デッドボールで

気がつけば2死満塁の大ピンチ。

何とか次の橋本選手をライトフライにしとめて無得点で乗り切り。

2回表も四球、ヒットと2人のランナーを出したものの、ダブルプレーに打ち取り無得点で終了。

しかしながら、初回から見てると

本当に今年のクルーンは大丈夫なのか?という懸念が頭をよぎらざるを…(汗)。

とにかく球があれまくっていたなあというのが正直な意見。

あと、牽制球をしきりに投げていたのですが、今日ファーストを守っていた呉本がまったく対応できずオロオロ。 確かに球速いけど、アンタが怖がってどうする!(汗)。




さて、一方シーレックスの攻撃はというと…

ド淡白。

2回までは3人であっさり攻撃終了。

3回は1死から西崎選手が三塁線を破るツーベースで出塁。

木村選手がライト前ヒットで続いて先取点のチャンス。

しかしながらここで河野選手がサードゴロ。

併殺崩れの間に1点先制。

さあこれからというときに、河野選手が盗塁失敗で3アウト。

…もったいない走塁死だったと思う。




クルーンは2回でお役ごめん。

住金鹿島ベンチに通訳の方と一緒に出向いてご挨拶に。

奥から阿波野投手コーチも出てきたので、クルーンが彼流の挨拶やってましたw。結構お茶目に見えたよ。。。

 

3回からは牛田投手が登板。

3回表は3者連続三振にしとめて好発進!と思ったら…

4回表は別人のようにボールが当たり前のように先行するわ、球が高めに浮くわでコントロールが一定化しません(`´メ)。

2死1,3塁から糸数選手のタイムリーで同点に追いつかれました。

まだまだ牛田投手は不安定なピッチングっぽそうで心配です。 




1-1となってからは両チームとも決め手に欠いてまったく点が取れず、こう着状態がずっと続きっぱなし…。

湘南の打線も相当元気がなかったなぁ…。

観客も相当退屈してたみたいで雰囲気的にダレまくりだった(苦笑)。

 

そんななか、6回に代打に出てきたルーキーの下園選手。

ライト方向に上手く流すヒットを打ちました。

クルーンが降板した後、そこだけこの試合では観客が盛り上がったような気がする(爆)。

怪我で途中から湘南に行ってしまった下園選手、今日初めて彼の打撃を見ただけですけど、ミートセンスはなかなかあるんじゃないですかね。 いい選手だと感じました。

牛田投手のあと、佐久本投手、稲嶺投手、松家投手と継投をしていきましたが、ヒットを打たれたものの、まずまずでしたね。

 

一方住金鹿島のほう。

手堅い野球をするチームですね。

ランナーを出したら次はバントで送るというセオリーがきちんと確立していて、それを各バッターがこなしていくところにチームのよさを感じました。今日の試合ではラストバッターに起用された糸数選手の活躍が光っていたように思います。 

 

試合はそのまま1-1で引き分けで終了。

内容的にも薄っぺらいもので終わってしまったのは悲しいなあ。

湘南もプロなんだし、もっときっちり威厳を示してもええんでない?

日産戦でもそうだけど、イマイチこのチーム、やる気が感じられんし。

 

気候もですが、内容も寒い練習試合の顛末でした。 










chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。