日本平に魔物はいない


川崎の完敗であった。

清水は出足が良く、局面では数的有利が多かった。

川崎は連携が悪くて選手が孤立し、パスミスを繰り

返して試合を苦しくしていった。清水の戦略・戦術

勝利だろう。岩下は足を攣る程走り回った。川崎の

誰が足を攣らせただろう。欲求不満の残る試合だっ

たと思う。

JTBバスツアーで清水戦に行った。病院問題が中々

解決しないので、参加申し込みが遅れて最終バスの

17号車になる。武蔵小杉発も遅くてなんと10:17に

なってしまった。仲間に連絡を取り、座席は確保で一

安心。1時過ぎに日本平の手前の路上で降りて15

分以上歩く。アウェイの洗礼でバスが駐車場に停めら

れない為だ。そんな嫌がらせをするなよ、清水!と

心の中で毒付く。大汗をかきながら坂を登る。2Fに上

がる階段で突風に煽られてマッチデイプログラム消失

。本当にアウェイの洗礼で出足からつまづく。

直射日光でまぶしく暑い中キックオフ。前半何回もCK

があったが、ことごとく失敗。工夫が足りないなあー。

そんな中右から大きなクロスを放り込まれ、ゴールポ

スト際で折り返されてゴール真ん中にいたフリーの枝

村に簡単に蹴り込まれてあっけなく失点。GK川島が

猛烈に井川を怒鳴りつけていた。ミスが多く、集中力

欠如でマークを忘れるDFは不安である。たとえボール

奪取の得意技があっても、DFは安全・確実なプレー

が必要と思う。次戦は横山を出して欲しい。

もう一人我那覇が消えていた。得意な筈のポストプレー

も出来ず、川島の信頼を失ってゴールキックのターゲ

ットからも外された。せっかくの出番だから、必死に走り

回ってDF・GKに激しくプレッシャーを与える位はして

ほしかった。いてもいなくても同じ。早く我那覇の復活

を願う。

後半もCKから失点する。清水は引いてしっかり守り、カ

ウンターを待ち構える。攻めきれないまま時間ばかり経

つ。森勇介・テセが出ると局面ががらりと変わる。もっと

早くから出したかった。でも昨日帰国したばかりで疲れ

きっているテセはいつものキレは無く、つらそうだった。

ユウスケ(森)は復帰後初戦だったが、すばらしいスピ

ード・ドリブル・クロスで最高だった。次節が楽しみ。

2失点後急速にサポーターの声量が落ちて、自分の声

がやけに大きく感じた。周りにもっと声を出せと言ったが

意気消沈した仲間はもう全力で応援出来なかった。自分

も喉がつぶれたような感じでかすれ声が出始める。サポ

が声援をしなければ選手の後押しを出来ない。自分の

力不足を痛感する。

結局余裕持って試合運びする清水が完勝して終わる。

帰りは下り坂だけど、人が多くて進まず、バス出発時間

近くまで焦って歩く。17号車から仲間達の乗るバスに変

更してもらって帰る(JTBさんありがとう)。

恒例の選手たちからのメッセージ紹介の中でタイトルの

言葉が伝わった。テセの言葉だったと記憶するが『日本

平に魔物はいない。いるとすれば選手の心の中だ』本当

にそう思う。動かなかった選手達はどこか心の中で『日本

平は相性が悪いんだ』という逃げ道を用意していないか。

本当に勝つ努力をしたかと問い詰めてもらいたい。

残り全試合を心の隙なく戦ってほしい!

 

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。