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降格チームパターンと同一の川崎
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フロンタ東京
2008年03月23日 23:17 visibility24
また敗れた。室蘭に行った友人は不甲斐ないチームにショックを隠せずに落胆した。
『原因は分からないけど、いい試合はするけど勝てない』こういうコメントはJ2落ちするチームによく聞かれる言葉である。川崎が勝てない、最近の試合でもあてはまる。このままズルズルと連敗地獄に落ちるのだろうか?代表組が復帰すれば勝てるようになるのだろうか?
自分は原因はDFの悪さと攻撃陣の点の取れないことの2点だと思う。DFは元々良くなく、攻撃陣が点を取って失点をカバーしていた。ところが今は全く攻撃陣が点を取れなくて、失点は以前と同じく続いているだけだと思っている。
今まで川崎のDFは高さに強いが足元に弱いと各チームに分析されてきた。両サイドからハイボールのクロスを入れても高いDF陣は簡単に跳ね返してしまう。しかし、足元に早いボールを入れるとばたついて処理が遅れてゴール前に簡単に入れてしまう、という事だろう。今シーズンは何回もこのパターンで失点を重ねている。特にクロスの集まる中央のCB寺田周平が重要なキーポイントと思う。確かに高さには圧倒的強さはあるが、早いスピードについていけてない。中央を破られて失点するケースが相次いでいる。速い若手を入れるのもいいが、大事なポジションなので冒険も出来ない。CBは伊藤宏樹を左からスライドさせる。スピードと読みの良さはピカ一である。跳ね返す高さは少し減るが、周平・ミノなどの跳ね返しは適当で相手に拾われてピンチの連続の場合も多いので、マイナス要素は少ないと思う。
失点のリスクが減れば、あとは攻撃陣の得点を待てばいい。中央突破偏重を改めて、両サイドを含めてワイドな展開をすれば、相手も中央を固めて待つことが出来なくなる。要は相手DFをいかにサイドへ引っ張り出すかの戦術だと思う。
先日の神戸戦で相手の勢いに呑まれた、という発言があった。いつの間に受けに回るほど強くなったのか。自分たちはディフェンディングチャンピオンじゃないぞ、ひたむきに前に、セカンドボールを取りに行く気迫があったから以前は強かった筈ではないか。4強と騒がれて選手達は勘違いしていないか。最近は動きが少ない。ボールに対する執念・気迫も欠けている。このままではJ2落ちコースに乗っかる。選手は覚醒して、必死さを取り戻して欲しい。頭では分かっているだろうが、心の隅・意識下の甘えを追放しないと本当にやばいと思う。
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