宿命
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北嶋秀朗
2015年03月10日 22:08 visibility34
長男の大地が、地区のトレセンに選ばれたり、そこで活躍できたりしているらしく嬉しい。
トレセンのトレーニングを観てきたけど
『相手とスペースを観て自分が取るべきポジションが決まる』
という話しが多くて
よくありがちな
走れこのやろーとか
体力がないからダメだとか
バックパスなんかしちゃダメだ!とか
そういうの『だけ』に逃げない意図のある指導に好感を持った。
上から目線じゃないけど、こういう話のできる小学生チームのコーチがいるのか!って嬉しい気持ちになったし、個人的にも指導を聞いていて凄く勉強になった。
また観にいって、応援がてら勉強しよう。
自分のためにもね。
さて、今回はその話しをしたくて、ブログを書いた訳ではなく。
大地の宿命について話そうかと。
二世選手というのは色々と大変になる。
というのは日頃から大地に伝えている。
それがいいか悪いかはわからないけど、覚悟を持っていてほしいと願い、酷であろうとも話しをすることにしている。
グロリアス・ディズという、小宮さんが俺のことを描いてくれた本の中に、水沼宏太選手のことも描いてあって。
マリノスで活躍した元代表の水沼貴史さんの息子さん。
だけど、そのことで苦しい思いもしていたことを読んで、大地もきっとそうなるよなって。
大地が試合に出場しました
大地がトレセンに選ばれました
大地の調子がすこぶる悪くて負けてしまいました。
大地が選ばれれば選ばれない選手もいるわけで
大地の調子が悪いのに試合に出られない選手がいたりするわけです。
そういうのを面白く思わない人は言うだろう。
親のコネ、親父はあーだったのに全然ダメ、親の七光り。。もっと酷く言えば親父と一緒でダメだとか(笑)
実力で勝ち取っているのに、そんなことを言われるかもしれない。
だから伝えている。これは宿命だと。
宿命ってのは宿る命って書くんだぜ。
運ばれてくるものとか、自分で選べる運命とは違うんだ。
大地が生まれた瞬間から決まっているもの。
大地の中に宿っているもの。
だから、どんなことしても逃げられない。
とことん向き合って乗り越えるのか、諦めるかのどっちかしかない。
そんな感じであえて難しい風に伝えるようにしている。
少しでも布石を打っておこうと。
大地は「そういうの言われるときあるし、そのときはガーンってなるけど、大丈夫だよ、あんまり気にしない。サッカー好きだから。」
って今のとこは大丈夫っぽいけど。
水沼宏太選手やロアッソで言えば池谷さんの息子さん達も!
通ってきた道。
負けるな。
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